パナソニックのノートパソコン「Let’s note」シリーズにも、SIMフリーのLTE対応モデルが存在します。
この記事では、2016年10月に発売されたLet’s note CF-RZ6について解説します。格安SIMが使えるLet’s noteを探しているという方は参考にしてください。
Let’s note CF-RZ6の特徴~小型軽量で持ち運びには最適
商品名 | Let’s note CF-RZ6 |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64ビットまたはWindows 10 Pro 64ビット |
CPU | Core m3-7Y30またはCore i5-7Y54 |
メインメモリ | 8GB |
ディスプレイ | 10.1インチ WUXGA(1920×1200) タッチパネル対応 |
ストレージ | 128または256(SSD) |
光学メディア | なし |
LTE | ワイヤレスWANモジュール内蔵(LTE対応)モデルあり |
無線LAN | インテル Dual Band Wireless-AC 8265 無線LAN:IEEE802.11a(W52/W53/W56)/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth v4. |
外部接続端子 | SDメモリーカード LANコネクター(RJ-45) 外部ディスプレイコネクター(アナログRGB ミニD-sub 15ピン) HDMI出力端子 ヘッドセット端子(マイク入力+オーディオ出力)(ヘッドセットミニジャックM3) USB3.0ポート×3(うち1つはUSB充電ポートも兼ねる) |
外径寸法 | 幅250mm×奥行180.8mm×高さ19.5mm (突起部除く) |
- 画面サイズが10.1インチで小さい
- 解像度はWUXGA(1920×1200)
- 重量約745gと非常に軽い
- 画面が360回転する2in1タイプ
- タッチパネル
Let’s note CF-RZ6は、画面が10.1インチと小さめのサイズであり、重量も約745gと非常に軽量です。その重さについて、タブレットの代表であるiPadと比較してみましょう。
2016年に発売となったiPad Pro 9.7インチモデルの重量はWi-Fi+Cellularモデルで444g、iPad Pro 12.9インチモデル(第1世代)のWi-Fi+Cellularモデルは723gです。
別売りのキーボードを追加すると、iPad Pro 9.7インチモデルでも約700gになることを考えると、Let’s note CF-RZ6がいかに軽いかがおわかりいただけると思います。
もちろんビジネスでの使用を想定して作られていることもあり、Let’s note CF-RZ6もまた頑丈です。多少乱暴に扱っても大丈夫なのはさすがLet’s noteですね。
また画面が360回転する2in1タイプであり、タッチパネル搭載なのでタブレットのように使用することもできます。
コンパクトで軽くて頑丈。Let’s note CF-RZ6は持ち運びに最適なノートパソコンです。
Let’s note CF-RZ6のLTE対応モデルは2つある
2016年発売のLet’s note CF-RZ6の店頭販売モデルは4機種あり、そのうちの2機種がLTE(WWAN)に対応しています。
型番 | CPU | メモリ | ストレージ | LTE(WWAN) | OS |
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CF-RZ6DDFPR | Core m3-7Y30 | 8GB | SSD:128GB | – | Windows 10 Home 64ビット |
CF-RZ6DFFPR | Core m3-7Y30 | 8GB | SSD:128GB | ◯ | Windows 10 Home 64ビット |
CF-RZ6EDLQR | Core i5-7Y54 | 8GB | SSD:256GB | – | Windows 10 Pro 64ビット |
CF-RZ6EFLQR | Core i5-7Y54 | 8GB | SSD:256GB | ◯ | Windows 10 Pro 64ビット |
CF-RZ6DFFPRとCF-RZ6EFLQRがLTE通信対応モデルになり、当然LTEモデルの方が価格が高いです。
メモリは4機種とも8GBです。CPUとストレージについては、安価なモデルだとCore m3-7Y30、SSD128GB、高性能モデルならCore i5-7Y54、SSD256GBが搭載されています。
CPUは用途に応じて選んでください。持ち運んで外出先で書類の編集などを行う程度であればCore m3、それより重い作業をするならCore i5を選ぶといいでしょう。
SIMのサイズは標準SIMで、SIMロックはかかっていません。LTE対応バンドは1、3、8、18、19、21、28、41になりますので、ドコモ、au、ソフトバンク系のSIMも使用できます。
ちなみに2017年以降もCF-RZ6は販売されており、
- OS:Windows 10 Home 64ビットかWindows 10 Pro 64ビット
- CPU:Core m3-7Y30かCore i5-7Y54
- オフィスソフト:Home and Business PremiumかHome and Business 2016
これらの組み合わせにより、上記以外にも複数の型番が存在します。また、2017年以降のRZ6のSIMスロットは、標準SIMではなくNano SIMに変更されていますので注意。
CF-RZ6は既に販売が終了していますので、中古パソコンショップで購入する際は、商品説明欄でOS、CPU、Office(Officeは付いていない可能性が高い)、SIMスロットについてよく確認するようにしてください。
まとめ
- 画面サイズが10.1インチで重量約745gと非常に軽い
- 解像度はWUXGA(1920×1200)
- 画面が360回転する2in1タイプでタッチパネル搭載
- CPUはCore m3-7Y30かCore i5-7Y54
- メモリはどのモデルも8GB
- SSDは128または256GB
- LTE対応バンドは1、3、8、18、19、21、28、41(ドコモ、au、ソフトバンク対応)
- SIMのサイズは標準SIM、2017年以降はNano SIM
以上、Let’s note CF-RZ6についてお話させて頂きました。
CF-RZ6はすでに販売が終了しているため、中古で探すしかないのですが、在庫は少なめですね…。ましてやLTE対応版となるとかなりレアです。
意外と人気があるようで、売り切れになっている中古パソコンショップもチラホラ確認できました。
CF-RZ6を手に入れるには、ちょくちょく中古パソコンショップをのぞいてみて、入荷したら即確保するしかないと思います。
以下の記事で管理人おすすめの中古パソコンショップを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
どのショップもレッツノートの在庫が豊富で、販売前の清掃と動作確認を徹底、中古でもショップ独自の保証がある信頼できるショップです。
>>レッツノートは中古がおすすめ!機種やショップの選び方と注意点を解説
ちなみにRZ6の後継機種として、2019年1月にRZ8が販売されましたが、これもまた見つけるのが難しいです。おまけにプレミアがついているのか価格も高い傾向にあります。
安くてコンパクトなLet’s noteを探している方は、12.1インチにはなりますが、SVシリーズもオススメです。
管理人も先日中古のSV8を購入しました。12.1だと画面も適度に大きいため見やすく、作業がはかどります。
またUSB-CがPD(Power Delivery)対応なので、手持ちのGoogle PixelやiPad Pro含め、1つの充電器やモバイルバッテリーで対応できるのも最高です。
こちらの記事でSV8の自腹レビューを書いていますので、よろしければ参考にしてください。