動画編集にはCPUやメモリが重要
パソコンを使って、カメラやスマホで撮影した動画を編集してムービーを作成したいという方は、安いノートパソコンや液晶一体型PCでは性能に限界を感じることがあるでしょう。もちろん、スティックPCなどはもってのほかです。
動画編集をじっくりと行うには、メモリがたくさん積まれていてCPUがCore i5やCore i7といった高性能なものであることがおすすめです。
ただし、高度な編集は行わず数本の動画データを結合するだけでいいのであれば、安いパソコンでもとくに不満なく編集を行えるでしょう。
動画を細かくカットし、エフェクトを加えるなどして映画のような映像を作り上げたいのであれば、高性能なパソコンを使うことが必要となってきます。
CPUやメモリが高性能なパソコンを使えば、動画の加工を行ったときにその処理を終えるまでのスピードが大幅に短縮されます。そのため、短い時間で編集作業を終えることができるのです。
また、動画の編集を終えてデータファイルを書き出す速度も短縮されます。性能の低いパソコンでは何時間も書き出しに時間がかかるような動画を、半分以下の速度で書き出せるのが高性能なパソコンです。
よりハイスペックを求めるのであれば自作がおすすめ
自作PCならば、パーツ単位で選ぶことができます。マザーボードはメモリを多く搭載できるものを選び、メモリも必要な分だけ購入しましょう。
CPUは先程お話したようにCore i7やCore i5を選ぶことをおすすめします。フルHDや4Kの動画を扱うのであれば、基本的にはCore i7のほうが良いでしょう。
そしてモニターもフルHDや4Kなど、自分の扱うデータの解像度が正しく表示できる物を選ぶことが大事です。
また、動画を編集する場合はノングレア液晶ではなく、グレア液晶の方が良いでしょう。画面に光が反射しやすいという欠点がありますが、代わりに色鮮やかな画面で編集を行えるため、動画編集には最適です。
自作が面倒な場合はMacが一番手軽
自作パソコンは敷居が高いと感じられる場合、Macのパソコンを購入することをお勧めします。おすすめは、MacBook Proです。
公式サイトからはメモリやCPUを高スペックにカスタマイズして注文することができますので、重くなりそうな作業を行うことが予想される場合はカスタマイズも行いましょう。
タブレットPCで動画編集
現在は、タブレットPCでも動画編集が行えます。iPadは、特におすすめです。
標準でiMovieという動画編集アプリが提供されていますので、iPadで撮影した動画や画像、変換アダプターを利用してカメラなどから読み込んだ動画等をこのアプリで編集すれば、お手軽に動画を作り出すことが可能です。
流石にエフェクトの合成などはできませんが、こちらも十分におすすめできますよ。ホームムービーなどの編集には、iMovieで十分です。