新たに登場したOPPO Reno14 5Gと、コストパフォーマンスで注目を集めるOPPO Reno11 A。どちらも5G対応のミドルレンジスマートフォンとして、多くのユーザーにとって魅力的な選択肢です。
しかし、実際にはスペックや機能面に多くの違いがあり、用途や重視するポイントによって最適なモデルは変わってきます。
今回の記事では、OPPO Reno14 5GとReno11 Aを徹底比較。
処理性能やカメラ性能、ディスプレイ品質、バッテリーの持ちといったスペック面はもちろん、防水・防塵やおサイフケータイ対応の有無など、実用性に直結する機能にもフォーカスして違いをわかりやすく整理しました。
「高性能なスマホを長く使いたい」「できるだけ予算を抑えたい」「おサイフケータイは必須」――そんな方に向けて、それぞれの強みや向いている使い方を紹介していきます。
購入前にぜひチェックして、後悔のない一台を選びましょう。
OPPO Reno14 5GとOPPO Reno11 Aのおすすめ選び方まとめ
利用スタイル | おすすめ機種 | 理由・ポイント |
---|---|---|
ゲームや動画を高画質で楽しみたい | OPPO Reno14 5G | 解像度・輝度・色表現に優れたAMOLEDディスプレイとステレオスピーカーで、映像やサウンドの没入感が高い。処理性能も高く、ゲームも快適。 |
外出先でスマホをたくさん使う | OPPO Reno14 5G | 6000mAhの大容量バッテリーと80W急速充電により、充電の心配が少なく、外出先でも長時間安心して使える構成。 |
おサイフケータイを使いたい | OPPO Reno11 A | FeliCa対応で、Suica・iD・QUICPayなど日本の主要な電子マネーに対応。非接触決済を多用する人には便利。 |
スマホの価格を重視したい | OPPO Reno11 A | IIJmioでの販売価格が19,800円と非常にリーズナブル。性能も日常使いには十分で、コスパ重視の人に向いている。 |
写真・動画を幅広く撮影したい | OPPO Reno14 5G | 望遠レンズ付きの3眼カメラで、遠景も高画質に撮影可能。HDR 4K動画や高精細なインカメラも搭載し、撮影の自由度が高い。 |
OPPO Reno14 5Gは処理性能・カメラ機能・ディスプレイ品質のいずれにおいても明確なアドバンテージがあります。
特に、Dimensity 8350による圧倒的な処理能力と、光学望遠を含む本格的なトリプルカメラ構成は、日常使いだけでなく高負荷な用途にも対応できる完成度です。
一方で、OPPO Reno11 Aはおサイフケータイ対応と圧倒的な価格の安さが魅力です。19,800円という価格でここまでの性能を持つ機種は希少で、コストパフォーマンスを重視するユーザーには強く響きます。
性能を重視するなら迷わずReno14 5G、日常使いとコスパを優先するならReno11 Aという選び方が基本になります。特にFeliCa機能が必須の方は、Reno11 Aが唯一の選択肢になる点は意識しておきたいところです。
※OPPO Reno14 5Gは、IIJmioにて7月17日10時より発売開始予定です。
- 両機種とも最安値はIIJmio:>>IIJmio公式
- 販売価格比較表をすぐ確認したい方はこちら:>>価格比較表を今すぐチェック
OPPO Reno14 5GとOPPO Reno11 Aのスペック比較表
項目 | OPPO Reno14 5G | OPPO Reno11 A |
---|---|---|
画面サイズ | 約6.6インチ | 約6.7インチ |
リフレッシュレート | 最大120Hz(固定) | 最大120Hz(可変:120Hz/90Hz/60Hz) |
ディスプレイ形式 | AMOLED / FHD+(2760×1256) / Gorilla Glass 7i | OLED(2.5Dフレキシブル) / FHD+(2412×1080) / パンダガラス(2回強化) |
重量 | 約187g | 約177g |
サイズ | 約158×75×7.4mm | 約162×75×7.6mm |
SoC(CPU) | MediaTek Dimensity 8350(3.35GHz×1 + 3.2GHz×3 + 2.2GHz×4) | MediaTek Dimensity 7050(2.6GHz×2 + 2.0GHz×6) |
AnTuTuベンチ(参考) | 約140万点前後 | 約60万点前後 |
RAM / ROM | 12GB / 256GB(LPDDR5X / UFS3.1) | 8GB / 128GB(LPDDR4X / UFS2.2) |
外部ストレージ | 非対応 | microSDXC(最大2TB)対応 |
バッテリー容量 | 6000mAh / 急速充電80W対応 | 5000mAh / 急速充電67W対応 |
メインカメラ | 広角:5000万画素(OIS) 望遠:5000万画素(OIS / 3.5倍) 超広角:800万画素 | 広角:6400万画素 超広角:800万画素 マクロ:200万画素 |
インカメラ | 約5000万画素 | 約3200万画素 |
防水・防塵 | IP68 / IP69 / MIL-STD-810H準拠 | IPX5 / IP6X / MIL-STD-810H準拠 |
おサイフケータイ | 非対応 | 対応(FeliCa搭載) |
指紋 / 顔認証 | 両方対応(画面内蔵) | 両方対応(画面内蔵) |
SIM構成 | nanoSIM×2 + eSIM(排他なし、DSDV対応) | nanoSIM + eSIM(microSDと排他、DSDV対応) |
スピーカー | ステレオ / ハイレゾ対応 / Bluetooth5.4 / LHDC対応 | モノラル / ハイレゾ対応(イヤホン使用時) / Bluetooth5.2 |
OS | ColorOS 15(Android 15ベース) | ColorOS 14(Android 14ベース) |
充電端子 | USB Type-C(USB 2.0 / OTG対応) | USB Type-C(USB 2.0 / OTG対応) |
メーカー | OPPO(中国) | OPPO(中国) |
最安値 | IIJmioが最安値(2025/7/31まで) 49,800円 | IIJmioが最安値 19,800円 |
画面サイズ・ディスプレイ性能
項目 | OPPO Reno14 5G | OPPO Reno11 A |
---|---|---|
画面サイズ | 約6.6インチ | 約6.7インチ |
解像度 | 2760×1256(FHD+) | 2412×1080(FHD+) |
パネル形式 | AMOLED | フレキシブルOLED |
リフレッシュレート | 最大120Hz(固定) | 最大120Hz(可変) |
タッチサンプリング | 最大240Hz | 最大240Hz |
色彩表現 | 10億7000万色(10bit) | 10億7000万色(10bit) |
最大輝度 | 1200nits(屋外) | 900nits(通常) |
カバーガラス | Gorilla Glass 7i | パンダガラス(2回強化) |
ディスプレイ性能で見ると、OPPO Reno14 5Gが一歩リードします。解像度がより高く、表示の緻密さが向上しているほか、最大輝度が1200nitsと明るく、屋外でも画面が見やすくなっています。
さらに、タッチの応答性や色の鮮やかさにおいても、Reno14 5Gはゲーミングや動画視聴に適した仕様です。Gorilla Glass 7iを採用している点も耐久性で有利です。
一方、Reno11 Aも可変リフレッシュレートに対応しており、省電力とスムーズさを両立した設計となっていますが、表示性能においてはわずかに劣ります。
画面の美しさや操作感を重視するなら、Reno14 5Gの方が満足度は高いはずです。
重量・本体サイズ
項目 | OPPO Reno14 5G | OPPO Reno11 A |
---|---|---|
縦 | 約158mm | 約162mm |
横 | 約75mm | 約75mm |
厚さ | 約7.4mm | 約7.6mm |
重量 | 約187g | 約177g |
本体の大きさはほぼ同等ですが、細かく見ると特徴が分かれます。
Reno14 5Gはやや厚みが抑えられており、スリムでスタイリッシュな印象です。手に持ったときのフィット感も良好で、ポケットへの収まりもスムーズです。
一方で、Reno11 Aはわずかに軽量となっており、長時間持つ人や手の小さい方にとっては扱いやすいと感じる可能性があります。特にゲームや読書など、片手操作が多い方には軽さが活きるでしょう。
サイズ感に大きな違いはないものの、デザイン性と薄さを求めるならReno14 5G、軽快さを重視するならReno11 Aに魅力があります。
SoC(CPU)・処理性能
項目 | OPPO Reno14 5G | OPPO Reno11 A |
---|---|---|
チップセット | MediaTek Dimensity 8350 | MediaTek Dimensity 7050 |
CPU構成 | 3.35GHz×1 + 3.2GHz×3 + 2.2GHz×4 | 2.6GHz×2 + 2.0GHz×6 |
GPU | ARM G615-MC6 | Mali-G68 MC4 |
ベンチマーク(AnTuTu参考) | 約140万点前後 | 約60万点前後 |
パフォーマンス重視なら、明らかにOPPO Reno14 5Gのほうが優れています。
Dimensity 8350は最新世代のチップセットで、シングルコアの高クロック性能に加え、マルチタスクやゲームにも強い構成です。ベンチマークスコアはおよそ2倍以上の差があり、動画編集や高画質ゲームを快適にこなせる余力があります。
一方、Reno11 Aに搭載されているDimensity 7050も日常利用には問題ない性能を持っていますが、処理速度にこだわる人には物足りなさを感じる場面も出てくるでしょう。
スマホの反応速度や快適なマルチタスク環境を求めるなら、Reno14 5Gが明確に優れた選択です。
RAM/ROM
項目 | OPPO Reno14 5G | OPPO Reno11 A |
---|---|---|
RAM容量 | 12GB(最大24GB相当まで拡張) | 8GB(最大16GB相当まで拡張) |
RAM規格 | LPDDR5X | LPDDR4X |
ROM容量 | 256GB | 128GB |
ROM規格 | UFS 3.1 | UFS 2.2 |
外部ストレージ | 非対応 | microSDXC(最大2TB対応) |
メモリやストレージ性能においては、OPPO Reno14 5Gが大きくリードしています。
LPDDR5XとUFS 3.1の組み合わせにより、アプリの起動速度やデータの読み書きが非常に高速で、処理の待ち時間を感じにくくなっています。さらに、標準で12GBの大容量RAMに加え、拡張機能を使えば最大24GB相当まで仮想メモリを追加可能です。
Reno11 Aは必要十分な8GBメモリを備え、日常使いには困りません。ただし、メモリ規格が1世代前であり、ROMも容量・速度ともに控えめです。microSD対応という強みはありますが、内部ストレージの快適さという面では差があります。
アプリの多用やゲーム、写真・動画の保存をしっかり行いたい方には、Reno14 5Gの方が安心できるスペックです。
バッテリー・充電性能
項目 | OPPO Reno14 5G | OPPO Reno11 A |
---|---|---|
バッテリー容量 | 6000mAh(定格5840mAh) | 5000mAh(定格4880mAh) |
急速充電対応 | 80W SUPERVOOC / 33W PD・PPS | 67W SUPERVOOC / 55W PPS |
ワイヤレス充電 | 非対応 | 非対応 |
電池持ちと充電性能の両方で優れているのは、OPPO Reno14 5Gです。
6000mAhという大容量バッテリーに加え、80Wの高速充電にも対応しており、1日中安心して使いたい人や外出の多い方にとって大きなメリットがあります。わずかな時間の充電でも、十分な使用時間を確保しやすいのが特徴です。
Reno11 Aも67Wの急速充電に対応しており、一般的なスマホとしては高性能な部類に入ります。ただし、容量は5000mAhとやや小さめで、特に長時間の動画視聴やゲーム用途では、差が出る可能性があります。
充電スピード・容量のどちらも重視するなら、Reno14 5Gの方が有利な選択です。
カメラ性能
項目 | OPPO Reno14 5G | OPPO Reno11 A |
---|---|---|
メインカメラ構成 | 50MP 広角(OIS)50MP 望遠(3.5倍 / OIS)8MP 超広角 | 64MP 広角8MP 超広角2MP マクロ |
インカメラ | 約50MP | 約32MP |
ズーム性能 | 光学3.5倍 / デジタル最大18倍 | デジタルズームのみ |
動画撮影 | 最大4K 60fps / HDR / 手ブレ補正 / マルチビュー対応 | 最大4K 30fps / 手ブレ補正 / マルチビュー対応 |
写真・動画撮影を重視するなら、Reno14 5Gの方が一段上の性能を持っています。
望遠レンズを搭載しており、光学3.5倍ズームに対応しているのが大きな強みです。遠くの被写体を高画質のまま撮影できるのは、風景やイベント撮影に特に便利です。また、HDR対応の4K動画や、インカメラの高精細な50MPセンサーも魅力的です。
Reno11 Aもメインの6400万画素カメラを中心に、バランスの取れた構成になっています。マクロ撮影やAI編集機能も備えており、日常のスナップ撮影には十分な内容です。ただ、ズーム性能や撮影の幅広さではやや及びません。
より本格的にカメラを楽しみたい方にとっては、Reno14 5Gの完成度が際立っています。
対応バンド
項目 | OPPO Reno14 5G | OPPO Reno11 A |
---|---|---|
5Gバンド | n1 / n2 / n3 / n5 / n7 / n8 / n12 / n20 / n26 / n28 / n38 / n40 / n41 / n66 / n77 / n78 | n1 / n3 / n28 / n41 / n77 / n78 |
4G(FDD) | Band 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 32 / 66 | Band 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 |
4G(TD) | Band 38 / 39 / 40 / 41 | Band 38 / 39 / 40 / 41 / 42 |
3G | Band 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 | Band 1 / 2 / 4 / 5 / 8 / 19 |
2G | 850 / 900 / 1800 / 1900MHz | 850 / 900 / 1800 / 1900MHz |
キャリアアグリゲーション | 対応 | 対応 |
通信の対応バンドに関しては、OPPO Reno14 5Gがより幅広くカバーしています。
特に5Gバンドではn2やn12、n66といった国内外での対応エリアが広がるバンドを含んでおり、将来的なエリア拡大にも強い構成です。さらに、4GでもBand 13・32といった一部キャリア向けの周波数にも対応しています。
一方のReno11 Aも国内利用ではほぼ問題なく、主要バンドはしっかり網羅しています。ただ、海外渡航時やMVNOでの最適なバンド選びという点では少し柔軟性に欠けます。
どの場所でも安定した通信を求める方には、バンドの広さで勝るReno14 5Gがより安心感のある選択です。
おサイフケータイ・NFC
項目 | OPPO Reno14 5G | OPPO Reno11 A |
---|---|---|
おサイフケータイ(FeliCa) | 非対応 | 対応 |
NFC | 対応 | 対応 |
非接触決済を重視するなら、OPPO Reno11 Aの方が優れています。
Reno11 AはFeliCaに対応しており、モバイルSuicaやiD、QUICPayなど、日本国内で主流となっているおサイフケータイのサービスが使えます。通勤や買い物でスマホをかざして支払いたい方には、大きな利点です。
一方のReno14 5GはNFCには対応しているものの、FeliCaには非対応のため、日本での電子マネー系サービスは使えません。Google Payによるクレジットカード連携など一部のNFC機能は使えますが、国内用途では不十分に感じるケースもあるでしょう。
日常的におサイフケータイを使いたい方には、迷わずReno11 Aがおすすめです。
防水・防塵性能
項目 | OPPO Reno14 5G | OPPO Reno11 A |
---|---|---|
防水等級 | IP68 / IP69 | IPX5 |
防塵等級 | IP6X | IP6X |
耐衝撃 | MIL-STD-810H準拠 | MIL-STD-810H準拠 |
耐久性という観点では、OPPO Reno14 5Gが圧倒的に強化されています。
IP69に対応している点は特筆すべきで、これは「高温・高圧の水にも耐える」レベルの防水性能を意味します。さらにIP68の完全防水・防塵に加えて、米軍規格(MIL-STD-810H)もクリアしており、アウトドアや水場での使用にも安心して耐えられます。
一方、Reno11 AはIPX5・IP6Xと、防水・防塵ともに日常使用には問題ない性能を備えています。ただし、水没や高圧水などへの耐性は持っておらず、雨天での使用やキッチン周りでの取り扱いには注意が必要です。
水回りでの利用頻度が高い人や、耐久性を重視したい方には、Reno14 5Gが安心感のある選択になります。
SIM構成・eSIM・DSDV
項目 | OPPO Reno14 5G | OPPO Reno11 A |
---|---|---|
SIM構成 | nanoSIM ×2 + eSIM(トリプル対応) | nanoSIM + eSIM(排他スロット) |
DSDV(デュアルSIM同時待受) | 対応(5G + 4G) | 対応(5G + 4G) |
eSIM | 対応 | 対応 |
SIM構成の柔軟さで見れば、OPPO Reno14 5Gが明らかに優れています。
Reno14 5GはnanoSIM2枚とeSIMの同時運用が可能なトリプル対応構成です。さらにスロットが排他ではないため、物理SIM2枚+eSIMの3回線を運用することもできます。これは出張や海外旅行、サブ回線を使い分けたいユーザーにとって非常に便利なポイントです。
対してReno11 AはnanoSIMとeSIMのデュアル対応にはなっているものの、SIM2スロットがmicroSDカードとの排他設計です。そのため、物理SIM2枚を使う場合はmicroSDが利用できず、ストレージ拡張との両立ができません。
通信の自由度とストレスのない運用を重視するなら、Reno14 5Gのほうがより実用的です。
スピーカー
項目 | OPPO Reno14 5G | OPPO Reno11 A |
---|---|---|
スピーカー構成 | ステレオ | モノラル |
ハイレゾ対応 | 有線 / Bluetooth対応(LHDC含む) | 有線 / Bluetooth対応 |
Bluetoothバージョン | 5.4 | 5.2 |
音響面では、OPPO Reno14 5Gが一歩先を行っています。
Reno14 5Gはステレオスピーカーを搭載しており、映像視聴時の左右の広がりや立体感が出やすく、より臨場感のあるサウンドが楽しめます。また、最新のBluetooth 5.4に対応し、高音質コーデックLHDCもサポートしているため、対応イヤホンと組み合わせることで音のディテールも再現できます。
一方、Reno11 Aはモノラルスピーカーのため、音の広がりには欠けます。ハイレゾ対応ではありますが、Bluetoothのコーデック構成もやや限定的で、音楽鑑賞に強くこだわる方には物足りなく感じるかもしれません。
日常使い以上に、音質やサウンド体験を重視するなら、Reno14 5Gが優れた選択です。
SIMスロット
項目 | OPPO Reno14 5G | OPPO Reno11 A |
---|---|---|
スロット構成 | nanoSIM ×2(排他なし) | nanoSIM + nanoSIM / microSD(排他設計) |
microSD対応 | 非対応 | 対応(最大2TB) |
SIMスロットの構成に関しては、用途によって評価が分かれますが、使い勝手という意味ではReno14 5Gの方が有利です。
Reno14 5Gは完全なデュアルスロット設計で、2枚のnanoSIMを同時に装着しても、ストレージに影響を与えません。外部ストレージには非対応ですが、256GBの大容量ROMがあるため、多くのユーザーにとって不足は感じにくいでしょう。
対するReno11 AはmicroSDカード対応という強みがあります。ただし、SIM2スロットとの排他設計になっており、2枚目のSIMを使うとmicroSDは使用できなくなります。この制限は、デュアルSIM運用とストレージ拡張を両立したい人には不便に感じるポイントです。
スロットの構成による自由度を求めるなら、Reno14 5Gのストレスフリーな設計が魅力的です。
どこで買うのが安い?MVNO取り扱い比較
購入先 | OPPO Reno14 5G | OPPO Reno11 A |
---|---|---|
IIJmio | IIJmioが最安値(2025/7/31まで) 49,800円 | IIJmioが最安値 19,800円 |
mineo | 43,560円 | |
楽天モバイルも安い 23,890円 | ||
UQモバイル | ||
NUROモバイル | 48,000円 | |
イオンモバイル | ||
LIBMO
![]() | ||
ahamo
![]() | ||
Amazon | 参考価格:31,000円 |
- 掲載している価格情報は執筆時点のものです。実際の販売価格やキャンペーン内容は各公式サイトでご確認ください。
- 申し込みの際は必ず IIJmio 公式サイトをご確認ください。プラン内容やキャンペーン情報はすべて IIJmio 公式サイトの内容が正となります。
MNPでの乗り換えの場合、両機種ともIIJmioが最安値となります。
一方、回線契約をせずに端末だけ購入したい場合は、Amazonなどの通販サイトでの購入となります。
まとめ~筆者のおすすめは「OPPO Reno14 5G」

最終的にどちらかを選ぶなら、OPPO Reno14 5Gをおすすめします。
理由は明確で、処理性能・ディスプレイ品質・バッテリー容量・カメラ構成と、いずれも高水準にまとまっており、全体的な完成度が非常に高いからです。
とくに搭載されているSoC「Dimensity 8350」はAnTuTuスコアで約140万点を記録しており、重めのアプリやゲームでも快適な操作が可能です。
また、光学3.5倍ズーム対応のカメラや6000mAhの大容量バッテリー、120Hz駆動の高解像度ディスプレイなど、使うたびに「これでよかった」と感じられる要素が揃っています。
さらに、防水・防塵性能(IP68/IP69)、最大3回線運用が可能なSIM構成も実用性の高さにつながっており、長く安心して使える一台です。
一方、OPPO Reno11 Aは価格の安さが最大の魅力でありながら、決して安かろう悪かろうではありません。
8GBメモリとDimensity 7050による安定した日常性能、FeliCa(おサイフケータイ)対応、microSDカードスロットの存在など、日本のユーザーに寄り添った設計がされています。IPX5の防水や画面内指紋認証といった基本機能もきちんと揃っています。
予算を抑えつつ、日常使いでしっかり活用したい方にはReno11 Aも魅力的な選択肢です。
ただ、快適性や将来性まで含めた「長く満足できるスマホ」を求めるなら、Reno14 5Gに軍配が上がると考えます。価格以上の体験価値を感じられるはずです。
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よくある質問(FAQ)
- どちらの機種もケースや保護フィルムは付属していますか?
-
はい、どちらの機種にもソフトケースと保護フィルムが付属しています。フィルムは端末に貼付済みのため、購入後すぐに使用可能です。強化ガラス製やデザイン重視のものが必要な場合のみ、別途検討するとよいでしょう。
- ワイヤレス充電には対応していますか?
-
どちらの機種もワイヤレス充電には非対応です。充電はすべてUSB Type-Cによる有線接続で行います。Reno14 5Gは最大80W、Reno11 Aは最大67Wの急速充電に対応しており、有線での充電速度には十分な性能があります。
- 保証期間はどれくらいですか?
-
IIJmioで購入した場合、メーカー保証は1年間です。故障時には保証書の提示が必要になるため、箱や付属書類はしっかり保管しておきましょう。なお、故障内容によっては有償修理となる場合もあるため、購入後の補償オプションの確認もおすすめです。
- 防水性能はどれくらい信頼できますか?
-
OPPO Reno14 5GはIP68/IP69に対応しており、防水・防塵性能は非常に高いレベルにあります。これは水中への浸漬や高圧水にも耐えられる等級で、アウトドアや水回りでも安心して使用できます。
一方、OPPO Reno11 AはIPX5・IP6Xに対応しています。生活防水レベルとしては十分ですが、水中での使用や強い水流には対応していないため、使うシーンには注意が必要です。
- SIMロックはかかっていますか?
-
両機種ともSIMフリー仕様です。ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルを含む、主要な通信事業者や格安SIM(MVNO)でも使用できます。SIMカードのサイズはnanoSIMで、eSIMにも対応しています。
- microSDカードは使えますか?
-
Reno11 AはmicroSDXC(最大2TB)に対応していますが、SIM2スロットと排他利用になるため、デュアルSIMとの併用はできません。Reno14 5GはmicroSD非対応ですが、256GBの内蔵ストレージがあり、多くのユーザーには十分な容量です。
- 顔認証や指紋認証は使えますか?
-
はい、どちらの機種も画面内指紋認証と顔認証に対応しています。どちらの認証方式も使えるため、シーンに応じてスムーズにロック解除できます。特にマスクを着用しているときには指紋認証が便利です。