Arrows We2 Plus M06とPOCO M7 Pro 5Gの違いを徹底比較!スペックやコスパで選ぶならどっち?

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Arrows We2 Plus M06とPOCO M7 Pro 5Gの違いを徹底比較!スペックやコスパで選ぶならどっち?
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近年、3万円以下の価格帯でも、十分に高性能なスマートフォンが選べるようになってきました。

今回比較する「Arrows We2 Plus M06」と「POCO M7 Pro 5G」も、その代表的な2機種です。

どちらもコストパフォーマンスに優れたモデルとして注目を集めていますが、細かくスペックを見ていくと、それぞれに異なる個性と強みがあることがわかります。

FCNT(旧富士通)が手がけるArrows We2 Plus M06は、日本市場向けに最適化された設計で、おサイフケータイ対応や高い耐久性、12GB大容量RAMなど、日常の利便性と安心感を重視したつくりが特長です。

一方、Xiaomi(シャオミ)のPOCO M7 Pro 5Gはグローバルモデルらしいエンタメ重視の仕様で、ステレオスピーカーや高性能なインカメラ、45Wの急速充電など、映像や音楽を楽しむ方に適した機能が充実しています。

同じ価格帯でありながら、これほど異なる方向性を持つ2機種の違いはどこにあるのでしょうか。この記事では、両機種のスペックを項目ごとに詳しく比較し、それぞれの違いをわかりやすく解説していきます。

「どちらのスマホが自分に合っているのか」を判断する際の参考にしてみてください。

タップできる目次

Arrows We2 Plus M06とPOCO M7 Pro 5Gのおすすめ選び方まとめ

利用スタイルおすすめ機種理由・ポイント
日常のキャッシュレス決済重視Arrows We2 Plus M06おサイフケータイ対応で交通系ICカード、電子マネーが使用可能
ゲームや高負荷作業Arrows We2 Plus M0612GB RAM、144Hz、Snapdragon 7s Gen 2で安定した高性能
動画・音楽のスピーカー視聴POCO M7 Pro 5Gステレオデュアルスピーカーで臨場感のある音響体験
屋外・アウトドア使用Arrows We2 Plus M06IPX8防水、IP6X防塵、MIL規格準拠で過酷な環境に対応
コスパ重視のエンタメ用途POCO M7 Pro 5G45W急速充電、高性能インカメラ、ステレオスピーカーで価格以上の価値

Arrows We2 Plus M06は日本市場に最適化された設計で、特におサイフケータイ機能と高い耐久性が大きな差別化要因となっています。通勤で電車を利用する方や、建設現場・工場などで働く方には圧倒的に実用的な選択肢です。

POCO M7 Pro 5Gはエンタメ機能に特化しており、ステレオスピーカーと45W急速充電が魅力的なポイントになります。スマートフォンで映画や音楽を楽しむ機会が多い方、充電時間を短縮したい方には使い勝手の良い機種といえます。

また、処理性能やメモリ容量ではArrows We2 Plus M06が優位で、長期間快適に使い続けたい方にとって安心感のある構成です。

一方、POCO M7 Pro 5Gは価格を抑えながらも必要十分な性能を提供しており、コストパフォーマンスを重視する方に適しています。

どちらも5G対応で基本的な機能は充実していますが、使用環境と重視するポイントによって最適な選択が変わってきます。日常の利便性を重視するならArrows We2 Plus M06、エンタメ体験を重視するならPOCO M7 Pro 5Gがおすすめです。

Arrows We2 Plus M06とPOCO M7 Pro 5Gのスペック比較表

項目Arrows We2 Plus M06POCO M7 Pro 5G
画面サイズ約6.6インチ約6.67インチ
サイズ約162×75×8.5mm約162.4×75.7×7.99mm
リフレッシュレート最大144Hz最大120Hz
ディスプレイ形式有機EL(フルHD+)有機EL(FHD+)
重量約182g約190g
SoC(CPU)Snapdragon 7s Gen 2Dimensity 7025-Ultra
AnTuTuベンチ(参考)約60万前後約45万〜50万前後
RAM / ROM12GB / 256GB8GB / 256GB
外部ストレージmicroSD対応(最大1TB)microSD対応(ハイブリッドスロット)
バッテリー容量5,000mAh5,110mAh
メインカメラ約5,010万画素+超広角800万画素約5,000万画素+深度200万画素
インカメラ約1,610万画素約2,000万画素
防水・防塵IPX5/IPX8、IP6X、MIL規格準拠IPX6、IP4X
おサイフケータイ対応(FeliCa搭載)非対応
指紋 / 顔認証両方対応両方対応
SIM構成nanoSIM + eSIM(DSDV対応)nanoSIM ×2(DSDV対応、eSIM非対応)
スピーカーモノラル(Dolby Atmos・ハイレゾ対応)ステレオ(Dolby Atmos対応)
OSAndroid 14Xiaomi HyperOS 1.0(Androidベース)
充電端子USB Type-C(急速充電対応)USB Type-C(45W急速充電)
メーカーFCNT(旧富士通)Xiaomi(シャオミ)
最安値IIJmioが最安値
24,800円

IIJmioが最安値
24,800円

画面サイズ・ディスプレイ性能

項目Arrows We2 Plus M06POCO M7 Pro 5G
画面サイズ約6.6インチ約6.67インチ
解像度2400×1080(FHD+)2400×1080(FHD+)
リフレッシュレート最大144Hz最大120Hz
表示形式有機EL有機EL(AMOLED)
輝度非公開最大2100nit(ピーク時)
画面保護非公開Corning Gorilla Glass 5

Arrows We2 Plus M06は144Hzの高リフレッシュレートに対応しており、ゲームやスクロール時の滑らかさが際立ちます。画面の動きがよりスムーズなので、操作感にこだわる方に向いています。

POCO M7 Pro 5Gも有機ELディスプレイを搭載しており、色の鮮やかさやコントラストに優れています。最大120Hz対応で、多くのアプリやゲームで快適に使えます。

このように、どちらも高品質な表示性能を持っていますが、より滑らかな操作感を求めるならarrowsが有利です。

重量

項目Arrows We2 Plus M06POCO M7 Pro 5G
重量約182g約190g
サイズ約162×75×8.5mm約162.4×75.7×7.99mm

Arrows We2 Plus M06は約182gの軽量設計で、片手での操作や長時間の通話でも手首への負担が軽減されます。特に電車内での立ったままの操作や、ベッドで横になりながらの使用では、この軽さが快適性に大きく影響するでしょう。

POCO M7 Pro 5Gは約190gとやや重めですが、その分7.99mmという薄さを実現しています。重量差は約8gで、これは一円玉約8枚分に相当します。

日常使用では大きな差とは感じにくいものの、長時間のゲームプレイや動画視聴では疲労感に違いが現れる可能性があります。

また、厚みの違いも注目点です。POCO M7 Pro 5Gの方が約0.5mm薄いため、ポケットに入れた際のフィット感や手に持った時のスマートさは優れているでしょう。

手の小さな方や軽さを最優先に考える場合はArrows We2 Plus M06が有利ですが、薄さやスタイリッシュさを重視するならPOCO M7 Pro 5Gも魅力的な選択肢になります。

SoC(CPU)・処理性能

項目Arrows We2 Plus M06POCO M7 Pro 5G
SoC(CPU)Snapdragon 7s Gen 2Dimensity 7025-Ultra
製造プロセス4nm6nm
最大クロック数2.4GHz2.5GHz
AnTuTuベンチマーク約60万前後約45万〜50万前後

Arrows We2 Plus M06はSnapdragon 7s Gen 2を搭載しており、4nmプロセスによる省電力性とパフォーマンスのバランスに優れています。

AnTuTuベンチマークでは約60万点を記録し、原神などの重い3Dゲームでも安定したフレームレートを維持でき、マルチタスク時の動作も快適です。

一方、POCO M7 Pro 5GのDimensity 7025-Ultraは6nmプロセスで製造され、AnTuTuスコアは約45万〜50万前後となっています。

日常的なアプリ使用では十分な性能を発揮しますが、高負荷なゲームや動画編集アプリでは、Snapdragon搭載機種と比較して若干の性能差を感じる場面があるでしょう。

実際の使用シーンでは、ブラウジングやSNS、動画視聴といった一般的な用途であれば両機種とも快適に動作します。

しかし、長時間のゲームプレイや複数アプリの同時使用が多い方には、Arrows We2 Plus M06の方が安心感のある選択といえるでしょう。

また、製造プロセスの違いによる電力効率も考慮すべき点で、4nmプロセスのSnapdragon 7s Gen 2はバッテリー持ちの面でも有利になる傾向があります。

RAM/ROM

項目Arrows We2 Plus M06POCO M7 Pro 5G
RAM12GB8GB(最大16GBまで拡張可能)
ROM256GB256GB
外部ストレージmicroSD対応(最大1TB)microSD対応(ハイブリッドスロット)

Arrows We2 Plus M06はRAM12GBというハイエンド級の大容量メモリを搭載しており、複数のアプリを同時に起動してもメモリ不足によるアプリの再読み込みが発生しにくくなります。

例えば、ゲームをプレイしながらSNSアプリやブラウザを切り替える際も、スムーズな動作が期待できるでしょう。

POCO M7 Pro 5Gは8GBの物理RAMに加え、ストレージの一部をメモリとして使用することで最大16GBまで拡張可能です。

日常的な使用では8GBでも十分ですが、重いゲームや動画編集などの高負荷作業時には、実メモリ12GBのArrows We2 Plus M06の方が安定した動作を維持できます。

ストレージ容量は両機種とも256GBを搭載しており、写真や動画、アプリを豊富に保存できます。ただし、POCO M7 Pro 5Gはハイブリッドスロットのため、SIMカード2枚使用時はmicroSDカードが使えない点に注意が必要です。

マルチタスクを頻繁に行う方や、長期間快適に使い続けたい場合は、Arrows We2 Plus M06の大容量RAMが有利といえるでしょう。

バッテリー・充電性能

項目Arrows We2 Plus M06POCO M7 Pro 5G
バッテリー容量5,000mAh5,110mAh
急速充電対応(詳細非公表)45W急速充電対応
充電器付属なしあり(試供品)
バッテリー保護独自劣化抑制技術搭載標準的な保護機能

Arrows We2 Plus M06は5,000mAhの大容量バッテリーを搭載し、電池劣化を抑制する独自技術により長期間安定した電池持ちを維持できます。

また、Snapdragon 7s Gen 2の4nmプロセスによる高い電力効率も相まって、一日中余裕を持って使用可能でしょう。

POCO M7 Pro 5Gは5,110mAhとわずかに大きなバッテリー容量を持ち、45Wの高速充電に対応しています。

付属の専用充電器を使用すれば、約1時間程度でフル充電が完了するため、朝の忙しい時間帯や外出前の急速チャージに重宝します。

実用面では、両機種とも一般的な使用であれば1日以上のバッテリー持ちが期待できます。

ただし、充電の利便性を重視するならPOCO M7 Pro 5Gの45W急速充電が魅力的で、長期的なバッテリー健康度を重視するならArrows We2 Plus M06の劣化抑制技術が安心感を提供するでしょう。

なお、Arrows We2 Plus M06は充電器が付属しないため、別途購入する必要がある点は考慮しておきましょう。

カメラ性能

項目Arrows We2 Plus M06POCO M7 Pro 5G
メインカメラ構成5,010万画素(F1.8)+800万画素超広角(F2.2)5,000万画素(F1.5)+200万画素深度(F2.4)
センサーサイズ1/2.7インチ+1/4.0インチ1/1.95インチ+非公開
インカメラ1,610万画素(F2.45)2,000万画素(F2.2)
補正機能OIS対応、クアッドピクセル技術OIS+EIS対応、AI補正

Arrows We2 Plus M06は5,010万画素のメインカメラに800万画素の超広角カメラを組み合わせ、撮影シーンの幅広さが魅力となっています。

超広角レンズにより、風景撮影や狭い室内での集合写真でも全体を収めやすく、クアッドピクセル技術によって暗所での撮影時も明るく鮮明な写真が期待できるでしょう。

一方、POCO M7 Pro 5GはF1.5の明るいレンズと1/1.95インチの大型センサーを搭載し、より多くの光を取り込める設計になっています。

200万画素の深度カメラを活用したポートレートモードでは、自然な背景ボケを生成でき、被写体を際立たせた写真が撮影可能です。また、AI機能による不要物の除去機能も搭載されており、撮影後の編集作業が簡単に行えます。

インカメラではPOCO M7 Pro 5Gが2,000万画素と高画素で、セルフィーや動画通話での画質に優れています。

撮影の多様性や超広角での表現力を重視するならArrows We2 Plus M06が適しており、夜間撮影の画質やポートレート撮影、手軽な画像編集を重視するならPOCO M7 Pro 5Gがおすすめといえるでしょう。

対応バンド

項目Arrows We2 Plus M06POCO M7 Pro 5G
5Gバンドn1 / 3 / 28 / 41 / 77 / 78 / 79n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 20 / 26 / 28 / 38 / 40 / 41 / 48 / 66 / 77 / 78
4Gバンド1 / 3 / 8 / 18 / 19 / 21 / 28 / 41 / 421 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 32 / 38 / 40 / 41 / 42 / 48 / 66
3G・GSM3G:1 / 5 / 8(海外のみ) GSM対応3G:1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 GSM対応

Arrows We2 Plus M06は日本国内の主要キャリアで使用される重要なバンドをしっかり押さえており、ドコモ系(Band 1, 3, 19)、au系(Band 1, 18)、ソフトバンク系(Band 1, 3, 8)のすべてで安定した通信が期待できます。

また、プラチナバンドであるBand 19(ドコモ)とBand 18(au)にも対応しているため、建物内や地下でも電波を掴みやすいでしょう。

POCO M7 Pro 5Gはより幅広いグローバルバンドに対応しており、海外での利用時に高い汎用性を発揮します。楽天モバイルのBand 3やau系のBand 18にも対応しているため、国内の格安SIMでも幅広い選択肢から選ぶことが可能です。

ただし、5Gにおいては両機種ともn79(ミリ波)に対応状況が異なり、Arrows We2 Plus M06はn79対応、POCO M7 Pro 5Gは非対応となっています。

現時点ではミリ波の実用性は限定的ですが、将来的な5G活用を考慮する場合は検討材料の一つになるでしょう。

国内での安定性を重視するならArrows We2 Plus M06が安心で、海外利用の頻度が高い方や楽天モバイルを含む幅広いキャリア選択を考えている場合はPOCO M7 Pro 5Gが有利といえます。

おサイフケータイ・NFC

項目Arrows We2 Plus M06POCO M7 Pro 5G
おサイフケータイ対応(FeliCa搭載)非対応
NFC対応対応
対応サービス例Suica、iD、QUICPay、楽天Edy等Google Pay(海外のみ)、機器ペアリング等

Arrows We2 Plus M06はFeliCa技術を搭載しており、Suica、PASMO、iD、QUICPayなどの日本独自の電子マネーサービスを利用できます。

通勤時の改札通過や、コンビニ・自販機での買い物時にスマートフォンをかざすだけで決済が完了するため、財布を持ち歩く必要性が大幅に減るでしょう。

POCO M7 Pro 5GはNFC機能を搭載していますが、日本国内で主流のFeliCa方式には対応していません。

そのため、国内の交通系ICカードや電子マネーは使用できませんが、Bluetoothスピーカーやヘッドホンとのペアリング、海外でのNFC決済には対応しています。

実用面では、日本国内でキャッシュレス決済を頻繁に利用する方にとって、おサイフケータイ機能は非常に重要な要素になります。

通勤で電車を利用する方、コンビニやカフェでの支払いをスマートに済ませたい方には、Arrows We2 Plus M06が圧倒的に便利でしょう。

ただし、POCO M7 Pro 5Gを選択する場合でも、クレジットカードやQRコード決済(PayPay、楽天Pay等)を活用することで、キャッシュレス生活は十分に実現可能な点も付け加えておきます。

防水・防塵性能

項目Arrows We2 Plus M06POCO M7 Pro 5G
防水等級IPX5 / IPX8IPX6
防塵等級IP6XIP4X
耐衝撃性MIL-STD-810H準拠(23項目)Corning Gorilla Glass 5
特殊機能泡ハンドソープ洗浄可、アルコール除菌可なし

Arrows We2 Plus M06は非常に高い防水・防塵性能を誇り、IPX5(あらゆる方向からの噴流水)とIPX8(水深1.5mに30分間沈めても問題なし)の両方に対応しています。

さらにIP6X等級により、細かいホコリや砂の侵入を完全に防げるため、海辺やアウトドアでの使用も安心でしょう。また、泡ハンドソープでの洗浄やアルコール除菌にも対応しており、衛生面でのメンテナンスも簡単に行えます。

POCO M7 Pro 5GはIPX6(強い噴流水に対する保護)とIP4X(1mm以上の固形物からの保護)という、日常使用には十分な等級を備えています。

雨天時の使用や軽い水しぶきには対応できますが、水没や細かい砂塵への耐性はArrows We2 Plus M06に劣ります。ただし、Corning Gorilla Glass 5により画面の耐傷性は確保されています。

実用面では、建設現場や工場での作業、登山やキャンプなどのアウトドア活動を頻繁に行う方には、Arrows We2 Plus M06の高い保護性能が心強い味方となるでしょう。

一方、一般的な日常使用であれば、POCO M7 Pro 5Gの防水・防塵性能でも十分対応可能な範囲といえます。

なお、MIL-STD-810H準拠の23項目には、落下、振動、高温・低温動作、塩水耐久などが含まれており、過酷な環境下での信頼性が実証されている点も大きな安心材料になります。

SIM構成・eSIM・DSDV

項目Arrows We2 Plus M06POCO M7 Pro 5G
物理SIMスロットnanoSIM×1nanoSIM×2(ハイブリッド)
eSIM対応非対応
DSDV対応(nanoSIM+eSIM)対応(nanoSIM×2)
microSD同時使用可能不可(SIM2とmicroSDは排他利用)

Arrows We2 Plus M06はnanoSIM1枚とeSIMの組み合わせでDSDVを実現しており、物理的なSIMスロットは1つのみとなっています。

eSIM対応により、オンラインで即座に回線契約や切り替えが可能で、海外旅行時の現地SIM購入も不要になる場合があります。また、microSDカードとの同時使用も可能なため、ストレージ拡張に制限がありません。

一方、POCO M7 Pro 5Gは物理的なnanoSIMスロットを2つ搭載しており、従来のSIMカード2枚での運用に対応しています。

ただし、ハイブリッドスロット仕様のため、SIM2枚使用時はmicroSDカードが使えなくなる点に注意が必要でしょう。eSIMには非対応ですが、物理SIMの管理に慣れた方には扱いやすい構成といえます。

実用面では、仕事用とプライベート用の回線を分けたい方や、通話料金の安いキャリアとデータ通信の速いキャリアを使い分けたい場合に、どちらの機種も有効な選択肢となります。

eSIMサービスを積極的に活用したい方や、海外出張・旅行が多い方にはArrows We2 Plus M06が便利で、従来のSIM管理方法を継続したい方や、キャリアショップでのサポートを重視する場合はPOCO M7 Pro 5Gが適しているでしょう。

スピーカー

項目Arrows We2 Plus M06POCO M7 Pro 5G
スピーカー構成モノラルステレオデュアルスピーカー
音響機能Dolby Atmos、ハイレゾ対応Dolby Atmos対応
3.5mmジャック搭載搭載
Bluetooth対応コーデックaptX、aptX HD、LDAC等標準的なコーデック

Arrows We2 Plus M06はモノラルスピーカー構成ながら、ハイレゾ音源とDolby Atmosに対応しており、有線・無線イヤホン使用時の音質は非常に高水準となっています。

特にLDACやaptX HDなどの高音質Bluetoothコーデックに対応しているため、ワイヤレスイヤホンでも音質劣化を最小限に抑えた音楽鑑賞が可能でしょう。また、3.5mmイヤホンジャックも搭載されており、有線イヤホンユーザーにも配慮されています。

POCO M7 Pro 5Gはステレオデュアルスピーカーを搭載し、スマートフォン単体での音響体験が優れています。

映画鑑賞やゲームプレイ時には左右の音の分離が明確で、より臨場感のあるサウンドを楽しめるでしょう。Dolby Atmos対応により、立体的な音響効果も期待できます。

実用面では、イヤホンを使用せずにYouTubeや動画配信サービスを視聴する機会が多い方、複数人でスマートフォンの動画を見る場面が多い場合は、POCO M7 Pro 5Gのステレオスピーカーが大きなアドバンテージになります。

逆に、音楽鑑賞を高音質なイヤホンで楽しむことが多い方や、音質にこだわりたい方には、Arrows We2 Plus M06の豊富なコーデック対応とハイレゾ対応が魅力的といえるでしょう。

SIMスロット

運用パターンArrows We2 Plus M06POCO M7 Pro 5G
SIM2枚+microSD可能(nanoSIM+eSIM+microSD)不可(SIMかmicroSDの選択)
海外eSIM追加簡単(アプリで即座に追加)不可(物理SIM交換が必要)
キャリア変更時オンラインで完結可能店舗でのSIM交換が基本

Arrows We2 Plus M06は物理SIM、eSIM、microSDをすべて同時に利用できるため、ストレージ拡張を諦めることなく2回線運用が可能です。

また、海外旅行時にはeSIMで現地回線を追加契約でき、帰国後は簡単に無効化できる利便性があります。

POCO M7 Pro 5Gはハイブリッドスロット仕様のため、デュアルSIM運用とmicroSD使用は排他的な関係になります。

256GBの内蔵ストレージで足りる方であれば問題ありませんが、大量の写真や動画を保存したい場合は制約となるでしょう。

実用性を考慮すると、柔軟性の高いSIM運用を求める方にはArrows We2 Plus M06が適しており、シンプルな物理SIM管理を好む方にはPOCO M7 Pro 5Gが向いているといえます。

どこで買うのが安い?MVNO取り扱い比較

購入先Arrows We2 Plus M06POCO M7 Pro 5G
IIJmioが最安値
24,800円
IIJmioが最安値
24,800円
56,760円32,736円
27,90029,900
UQモバイル
イオンモバイル59,180円
36,980円(ポイント還元による実質価格)
41,030円 or 62,150
Amazon参考価格:59,950円参考価格:24,980円
  • 価格は記事執筆時点のものです。最新情報は各社の公式サイトでご確認ください。
  • 申し込みの際は必ず IIJmio 公式サイトをご確認ください。プラン内容やキャンペーン情報はすべて IIJmio 公式サイトの内容が正となります。

MNPでの乗り換えの場合、どちらの機種もが最安値ですね。

一方、回線契約をせずに端末だけ購入したい場合は、Amazonなどの通販サイトが選択肢になります。

まとめ~筆者のおすすめは「Arrows We2 Plus M06」

まとめ~筆者のおすすめは「Arrows We2 Plus M06」

両機種を詳しく比較検討した結果、私のおすすめはArrows We2 Plus M06です。

最大の理由は、日本での日常使用において圧倒的に実用的な機能が充実している点にあります。

おサイフケータイ対応により、通勤時の改札通過やコンビニでの買い物がスマートフォンひとつで完結でき、これは日本国内では非常に大きなメリットといえます。

また、12GBの大容量RAMとSnapdragon 7s Gen 2の組み合わせは、長期間にわたって快適な動作を維持できる安心感があります。

特に複数のアプリを同時に使用する現代のスマートフォン利用において、この余裕のあるメモリ容量は実用性が高いでしょう。

さらに、IPX8の防水性能とMIL規格準拠の耐久性は、日本の気候や使用環境を考慮すると非常に心強い仕様です。急な雨や湿気の多い環境でも安心して使用でき、長期間の使用においても故障リスクを軽減できます。

一方、POCO M7 Pro 5Gのステレオスピーカーや45W急速充電も魅力的な機能ですが、これらは代替手段で補うことが可能です。例えば、音楽や動画はイヤホンで楽しむことが多く、充電に関してもモバイルバッテリーの併用で対応できます。

ただし、スマートフォンでの動画視聴やゲームを頻繁に行い、おサイフケータイ機能を重視しない方であれば、POCO M7 Pro 5Gも十分に魅力的な選択肢になります。

総合的に判断すると、日本国内での実用性と長期使用時の安心感を重視するなら、Arrows We2 Plus M06がより満足度の高い選択になると考えます。

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よくある質問(FAQ)

どちらの機種もケースや保護フィルムは付属していますか?

POCO M7 Pro 5G にはソフトケースが同梱されており、保護フィルムも貼付済みです。Arrows We2 Plus M06 にはケースは付属しておらず、保護フィルムも貼付されていません。必要な場合は市販品を別途購入すると良いでしょう。

ワイヤレス充電には対応していますか?

どちらの機種もワイヤレス充電には非対応です。arrowsは一般的な急速充電に、POCOは45Wターボチャージに対応しており、有線接続による高速な充電が可能です。

保証期間はどれくらいですか?

IIJmioで購入した場合、両機種ともメーカー保証が1年間ついています。万一の修理時には保証書が必要になりますので、無くさないよう大切に保管しておきましょう。

防水性能はどれくらい信頼できますか?

Arrows We2 Plus M06はIPX5/IPX8・IP6Xに対応しており、水回りでも比較的安心して使用できます。一方で、POCO M7 Pro 5GはIPX6/IP4Xとやや控えめな防水防塵性能のため、過度な水濡れには注意が必要です。

SIMロックはかかっていますか?

どちらの機種もSIMフリー仕様です。ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルを含む主要キャリアやMVNOで利用可能です。

eSIMには対応していますか?

Arrows We2 Plus M06はeSIM対応です。POCO M7 Pro 5GはeSIMには非対応で、nanoSIMを2枚利用するタイプです。デュアルSIMを活用したい方は、構成の違いに注意しましょう。

フィルムとケースのおすすめはこちら

Arrows We2 Plus M06

POCO M7 Pro 5G

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