Xiaomiが販売する「POCO X7 Pro」と、SHARPが展開する「AQUOS sense9」は、いずれもミドル〜ハイレンジ帯で注目を集める人気スマートフォンです。
どちらも高性能なプロセッサや優れたバッテリー性能、美しい有機ELディスプレイなどを搭載し、価格に対する性能(コスパ)の高さが魅力となっています。
一見すると似たスペックにも見えますが、実際には処理性能・画面サイズ・重量・おサイフケータイ対応・ストレージ構成など、選ぶポイントには明確な違いがあります。
この記事では、公式スペックやIIJmioの販売情報をもとに、POCO X7 ProとAQUOS sense9の違いを徹底比較。スマホ選びに迷っている人でも、自分に合った1台がわかるよう、わかりやすく整理しました。
まずは、あなたの使い方に合う機種をチェックできる「用途別おすすめ早見表」から確認してみましょう。
POCO X7 ProとAQUOS sense9のおすすめ選び方まとめ
ここでは、主な利用スタイル別に「POCO X7 Pro」と「AQUOS sense9」のどちらが向いているかを整理した早見表をご用意しました。自分の使い方に合ったスマートフォン選びの参考にしてみてください。
利用スタイル | おすすめ機種 | 理由・ポイント |
---|---|---|
ゲーム・動画メイン | POCO X7 Pro | 160万点のハイスペック、大画面6.67インチ、90W急速充電 |
日常使い・携帯性重視 | AQUOS sense9 | 166gの軽量、コンパクト6.1インチ、おサイフケータイ対応 |
写真撮影・自撮り重視 | AQUOS sense9 | 3200万画素インカメラ、マクロ撮影2.5cm、光学手ブレ補正 |
海外利用・出張多い | POCO X7 Pro | 豊富な海外バンド対応、物理SIM2枚構成 |
電子マネー・eSIM活用 | AQUOS sense9 | おサイフケータイ対応、eSIM対応、microSD拡張可能 |
アウトドア・耐久性重視 | AQUOS sense9 | MIL規格16項目準拠、耐衝撃・防湿・高温動作対応 |
ゲームや動画視聴をメインに使うなら、POCO X7 Proの圧倒的な処理性能と大画面が威力を発揮。AnTuTu160万点のハイスペックで重いゲームもサクサク動作し、90W急速充電で長時間使用後も短時間でフル充電できます。
日常使いでの携帯性を重視するなら、AQUOS sense9の軽量コンパクト設計が魅力。166gの軽さと6.1インチサイズで片手操作しやすく、おサイフケータイ対応で電車やコンビニでの支払いもスマートです。
写真撮影や自撮りを重視する人にもAQUOS sense9が適しており、3200万画素の高精細インカメラと2.5cmまで寄れるマクロ撮影が特徴的。海外利用が多い人にはPOCO X7 Proの豊富な海外バンド対応が便利です。
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POCO X7 ProとAQUOS sense9のスペック比較表
項目 | POCO X7 Pro | AQUOS sense9 |
---|---|---|
画面サイズ | 約6.67インチ | 約6.1インチ |
リフレッシュレート | 最大120Hz | 最大120Hz(240Hz相当の視覚効果) |
ディスプレイ形式 | CrystalRes AMOLED(有機EL:2712×1220) | Pro IGZO OLED(有機EL:2340×1080) |
重量 | 約195.5g | 約166g |
SoC(CPU) | MediaTek Dimensity 8400-Ultra | Snapdragon 7s Gen 2 Mobile Platform |
AnTuTuベンチ(参考) | 約160万前後(参考値) | 約60万前後(参考値) |
RAM / ROM | 8GB / 256GB または 12GB / 512GB | 6GB / 128GB または 8GB / 256GB |
外部ストレージ | 非対応 | microSDXC 最大1TB対応 |
バッテリー容量 | 6,000mAh | 5,000mAh |
メインカメラ | 5,000万画素(標準)+800万画素(広角) | 標準:約5,030万画素+広角:約5,030万画素 |
インカメラ | 約2,000万画素 | 約3,200万画素 |
防水・防塵 | IPX8、IP6X | IPX8、IP6X |
おサイフケータイ | 非対応 | 対応 |
指紋 / 顔認証 | 両方対応 | 両方対応 |
SIM構成 | nanoSIM×2(DSDV対応、eSIM非対応) | nanoSIM+eSIM(DSDV対応) |
スピーカー | デュアルスピーカー(ハイレゾ、Dolby Atmos対応) | ステレオスピーカー(ハイレゾ対応) |
OS | Android 15ベース Xiaomi HyperOS 2.0 | Android 14 |
充電端子 | USB Type-C(90W急速充電対応) | USB Type-C(USB 3.2 Gen1、PD 3.0対応) |
メーカー | Xiaomi | SHARP |
最安値(MNP) | IIJmioが最安値 8GB/256GB:34,800円 12GB/512GB:48,980円 >>IIJmio公式 | IIJmioが最安値 6GB/128GB:37,800円 8GB/256GB:49,800円 >>IIJmio公式 楽天モバイルもIIJmioと100円違い 6GB/128GB:37,900円 |
画面サイズ・ディスプレイ性能
項目 | POCO X7 Pro | AQUOS sense9 |
---|---|---|
画面サイズ | 約6.67インチ | 約6.1インチ |
解像度 | 2712×1220(1.5K) | 2340×1080(FHD+) |
リフレッシュレート | 最大120Hz | 最大120Hz(240Hz相当の視覚効果) |
ディスプレイ形式 | CrystalRes AMOLED | Pro IGZO OLED |
ピーク輝度 | 3200nits | 2000nits |
大画面での映像コンテンツを楽しみたいならPOCO X7 Pro、携帯性を重視するならAQUOS sense9に軍配が上がります。
POCO X7 Proは約6.67インチの大画面で、動画視聴やゲームプレイ時に圧倒的な没入感を提供。解像度は1.5K(2712×1220)で、精細な映像を楽しめるのが魅力です。ピーク輝度3200nitsと極めて高く、直射日光下でも画面がしっかり見えます。
対するAQUOS sense9は約6.1インチのコンパクトサイズで、片手操作しやすいのが特徴。解像度はフルHD+(2340×1080)ですが、6.1インチサイズなら十分な精細感を得られます。
Pro IGZO OLEDの省電力技術により、バッテリー持ちの向上にも貢献しています。
リフレッシュレートは両機種とも120Hzに対応していますが、AQUOS sense9は黒画面挿入技術により240Hz相当のなめらか表示を実現。ただし、これは視覚効果であり、実際のフレームレートは120Hzです。
動画視聴やゲームを大画面で高精細に楽しみたい人にはPOCO X7 Pro、日常使いでの携帯性と省電力性を重視するならAQUOS sense9が適しています。
重量・サイズ
項目 | POCO X7 Pro | AQUOS sense9 |
---|---|---|
重量 | 約195.5g | 約166g |
サイズ | 約160.75×75.24×8.29mm | 約149×73×8.9mm |
POCO X7 Proは縦横ともに大きく、約195.5gの本体には6,000mAhの大容量バッテリーが搭載されています。動画やゲームなどの長時間利用にも安心な設計ですが、そのぶん片手操作やポケット収納にはやや不向きなサイズ感です。
一方、AQUOS sense9は全体的にコンパクトで、重量も約166gと非常に軽量です。小さめのカバンやポケットに入れて持ち歩く人や、片手での操作を重視する方には扱いやすい一台と言えるでしょう。
特に長時間の通話やSNS閲覧など、手に持って使う時間が多い場合に軽さは大きな利点です。
サイズと重量の面では、携帯性と軽快な操作感を求めるならAQUOS sense9、バッテリー持ちと画面の迫力を優先したいならPOCO X7 Proが向いています。
SoC(CPU)・処理性能
項目 | POCO X7 Pro | AQUOS sense9 |
---|---|---|
SoC(CPU) | MediaTek Dimensity 8400-Ultra | Snapdragon 7s Gen 2 Mobile Platform |
AnTuTuベンチ(参考) | 約160万前後(参考値) | 約60万前後(参考値) |
ゲーム性能や重い処理を重視するならPOCO X7 Proが圧倒的に優秀、日常使いメインならAQUOS sense9でも十分快適に使えます。
POCO X7 Proはハイエンド級のMediaTek Dimensity 8400-Ultraを搭載し、AnTuTuベンチマークでは約160万点という非常に高いスコアを記録。
3Dゲームやマルチタスク、高画質動画編集といった負荷の高い作業にも余裕をもって対応できる性能です。オールビッグコアCPUアーキテクチャとフラッグシップレベルのGPUにより、重いアプリでもサクサク動作します。
対するAQUOS sense9はSnapdragon 7s Gen 2 Mobile Platformを搭載し、AnTuTu約60万点台をマーク。ミドルレンジ帯としては十分な性能で、SNSや動画視聴、ブラウジングなど日常的な操作は快適にこなせます。
省電力設計にも優れているため、バッテリー持ちとのバランスが取れているのも特徴です。
重いゲームや動画編集などのクリエイティブな作業を頻繁に行うならPOCO X7 Pro、メールやSNS、軽いゲーム程度の使用がメインならAQUOS sense9が適しています。
RAM/ROM
項目 | POCO X7 Pro | AQUOS sense9 |
---|---|---|
RAM | 8GB または 12GB | 6GB または 8GB |
ROM | 256GB または 512GB | 128GB または 256GB |
外部ストレージ | 非対応 | microSDXC 最大1TB対応 |
POCO X7 Proは最大12GBのRAMと512GBのROMを備え、ハイエンド志向の構成が魅力です。メモリの余裕があるため、ゲームや複数アプリを並行して使う場面でも動作が重くなりにくく、長く快適に使えるスペックです。
外部ストレージには非対応ですが、本体容量そのものが非常に大きいため、写真や動画、アプリの保存にも困ることは少ないでしょう。
一方でAQUOS sense9は、6GBまたは8GBのRAM、128GBまたは256GBのROMという構成です。こちらはmicroSDXC(最大1TB)に対応している点が大きな強みで、本体容量が少なめのモデルを選んでも、後から柔軟に拡張できます。
クラウド保存に頼らずに手元で管理したい人にとっては、実用的な仕様といえるでしょう。
拡張性を重視するならAQUOS sense9、大容量の本体ストレージで完結させたい場合はPOCO X7 Proの方が適しています。
バッテリー・充電性能
項目 | POCO X7 Pro | AQUOS sense9 |
---|---|---|
バッテリー容量 | 6,000mAh | 5,000mAh |
急速充電 | 90W急速充電対応 | USB Power Delivery 3.0対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 | 非対応 |
POCO X7 Proは6,000mAhという圧倒的な大容量バッテリーを搭載しており、動画視聴やゲーム、ナビアプリの使用など、長時間の連続利用にも安心して対応できます。
さらに、付属の90W充電器を使えば約42分でフル充電が可能という高速充電性能も魅力です。急いでいるときの充電でもストレスを感じにくい構成になっています。
一方、AQUOS sense9は5,000mAhのバッテリーを搭載し、消費電力を抑えるPro IGZOディスプレイとの組み合わせで、実用的な電池持ちを実現しています。
メーカー試算では2日程度の使用も想定されており、省エネ設計に優れたモデルです。急速充電はUSB Power Delivery 3.0に対応しており、一般的な急速充電器との相性も良好です。
なお、両機種ともワイヤレス充電には非対応です。この点にこだわりがある方は注意が必要です。
バッテリー容量と充電速度を重視するならPOCO X7 Proが優位で、電力効率や実用性重視ならAQUOS sense9も十分な性能を備えています。
カメラ性能
項目 | POCO X7 Pro | AQUOS sense9 |
---|---|---|
メインカメラ | 5,000万画素(標準)+800万画素(広角) | 標準:約5,030万画素+広角:約5,030万画素 |
インカメラ | 約2,000万画素 | 約3,200万画素 |
特徴 | OIS搭載、AI補正機能充実 | 光学式手ブレ補正対応、マクロ撮影(約2.5cm) |
POCO X7 Proは、標準5,000万画素に加えて、8,000万画素の広角カメラを搭載しており、風景や集合写真を細部まで鮮明に記録できます。
AIによるシーン認識やモーショントラッキングなどの機能も充実しているため、カメラに詳しくない方でも自然な写真が簡単に撮れるのが特長です。
一方、AQUOS sense9は標準・広角ともに約5,030万画素と、2つの高画素カメラを備えています。特に標準カメラは光学式手ブレ補正(OIS)に対応しており、夜景や暗所でもブレの少ない写真を残すことが可能です。
さらに、広角カメラは約2.5cmのマクロ撮影にも対応しているため、料理や小物、テキストの撮影などにも活用しやすい構成です。
インカメラについては、POCO X7 Proが2,000万画素であるのに対し、AQUOS sense9は約3,200万画素と高精細。自撮りやビデオ通話のクオリティを求める方には、AQUOSの方が満足度が高いでしょう。
写真の細部までこだわりたいならPOCO X7 Pro、暗所や接写への対応力を重視するならAQUOS sense9が適しています。
対応バンド
項目 | POCO X7 Pro | AQUOS sense9 |
---|---|---|
5Gバンド | n1/2/3/5/7/8/20/26/28/38/40/41/48/66/77/78 | n1/3/28/38/40/41/77/78/79 |
4Gバンド | B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/38/40/41/42/48/66 | B1/2/3/5/8/12/17/18/19/21/28/38/40/41/42 |
3Gバンド | B1/2/4/5/6/8/19 | B1/2/5/8 |
海外利用の頻度が高いならPOCO X7 Pro、国内中心で使うならAQUOS sense9が適しています。
両機種とも国内4キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)の主要バンドに幅広く対応しており、都市部から郊外まで安心して使える構成です。国内での通信品質に大きな差はありません。
POCO X7 Proは海外利用を意識した広い5G/4Gバンド対応が特徴で、海外旅行や出張時にも現地SIMが使いやすい仕様。5Gではn2/5/7/20/26/48/66、4GではB4/7/20/26/48/66など、海外で使われるバンドを豊富にサポートしています。頻繁に国外でもスマホを活用したい人には大きなメリットとなります。
対するAQUOS sense9は国内向けに最適化されたバンド構成。特にn79バンドに対応しており、ドコモ系の5Gエリアで有利に使える場合があります。国内中心の利用なら必要十分なバンド対応といえるでしょう。
海外旅行や出張が多い人はPOCO X7 Pro、国内メインで使用する人はAQUOS sense9を選べば、それぞれのニーズに適した通信環境を確保できます。
おサイフケータイ・NFC
項目 | POCO X7 Pro | AQUOS sense9 |
---|---|---|
おサイフケータイ(FeliCa) | 非対応 | 対応 |
NFC | 対応 | 対応 |
スマホ決済やICカード機能を日常的に使う場合、「おサイフケータイ(FeliCa)」の対応有無は重要な判断基準です。
AQUOS sense9はFeliCaにしっかり対応しており、モバイルSuicaやiD、QUICPayなど日本国内で普及している非接触決済をスマホひとつで利用できます。
交通機関の改札通過からコンビニでの買い物まで、財布を取り出すことなくスムーズに済ませられるのは大きな利点です。
一方、POCO X7 ProはNFCには対応していますが、FeliCaには非対応です。そのため、日本国内の主要なIC決済サービスは利用できません。
NFC機能は主に海外の非接触決済やBluetoothアクセサリーとの連携、機器同士のペアリングなどに使われます。
日常的にモバイル決済を利用する人や、改札やレジでスマートに支払いを済ませたい方にはAQUOS sense9が適しています。
防水・防塵性能
項目 | POCO X7 Pro | AQUOS sense9 |
---|---|---|
防水等級 | IPX8 | IPX8 |
防塵等級 | IP6X | IP6X |
追加耐久性能 | なし | MIL規格準拠(全16項目) |
防水・防塵性能は、屋外や水回りなど過酷な環境でスマホを使う機会が多い方にとって、重要な比較ポイントです。
POCO X7 ProとAQUOS sense9はどちらも、防水性能IPX8、防塵性能IP6Xに対応しており、水濡れや粉塵が心配な場面でも安心して使用できます。
これは水深1.5mに30分間沈めても内部に浸水しないレベルで、業務利用やキッチン周りでも頼れる防御力です。
POCO X7 Proはスリムなボディながら高い防水・防塵性能を実現しており、日常的な使用で不意の水滴や埃から端末を守ってくれます。ただし、精密機器であるため、故意の水没や石鹸水・温泉水などの特殊環境には注意が必要です。
AQUOS sense9は同等のIP保護等級に加え、MIL-STD-810G/H準拠の耐衝撃テストにも対応しています。落下や温度変化、振動などへの耐性が強化されており、アウトドアや子どもと一緒に使うようなシーンでも信頼できるタフネス設計です。
総合的に見ると、日常の水濡れ対策には両機種とも安心感があり、よりタフな環境での使用を視野に入れるならAQUOS sense9に分があります。
SIM構成・eSIM・DSDV
項目 | POCO X7 Pro | AQUOS sense9 |
---|---|---|
SIM構成 | nanoSIM ×2(DSDV対応、eSIM非対応) | nanoSIM + eSIM(DSDV対応) |
eSIM | 非対応 | 対応 |
DSDV | 対応 | 対応 |
POCO X7 Proは、nanoSIMスロットを2つ搭載し、デュアルSIM(DSDV)に対応しています。音声通話とデータ通信の2回線を同時に使えるため、仕事用とプライベート用で回線を分けたい場合などにも便利です。
ただし、eSIMには対応していないため、すでにeSIM契約を持っている方はSIMの再発行や別機種を検討する必要があります。
一方のAQUOS sense9は、nanoSIMとeSIMの組み合わせが可能です。物理スロットを1つ空けたままデュアル回線が使えるため、SIMの抜き差し不要で手軽に2つの回線を切り替えられるのが特長です。
最近増えているeSIM対応プランや、海外旅行時の現地eSIMにも柔軟に対応できます。
どちらの機種もDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)に対応しており、2回線で同時に音声通話・データ通信を利用することが可能です。
既存のeSIMを活かしたい方や、SIM管理の自由度を求めるならAQUOS sense9の方が優れています。
スピーカー
項目 | POCO X7 Pro | AQUOS sense9 |
---|---|---|
スピーカー構成 | デュアルスピーカー | ステレオスピーカー |
サウンド機能 | ハイレゾ / Dolby Atmos | ハイレゾ対応 |
POCO X7 Proはデュアルスピーカー構成に加えて、Dolby Atmosに対応しているのが特長です。音の広がりや奥行き感があり、映画やゲームなどの立体音響をリアルに体感できます。
スマホ単体でもしっかりした音質を求めたい方には満足度の高い構成です。
一方、AQUOS sense9もステレオスピーカーを採用しており、音が片側に偏らずバランス良く聞こえる作りになっています。ハイレゾ音源にも対応しており、対応機器を組み合わせれば高音質で音楽を楽しむことができます。
ただし、Dolby Atmosには対応していないため、空間音響を重視する用途では若干劣る部分もあります。
映画や音楽の没入感を重視するならPOCO X7 Pro、クリアなステレオサウンドで十分という方はAQUOS sense9でも快適に使えます。
SIMスロット
項目 | POCO X7 Pro | AQUOS sense9 |
---|---|---|
SIMスロット構成 | nanoSIM ×2 | nanoSIM ×1 |
eSIM利用可否 | 不可 | 可能(nanoSIM + eSIM) |
microSDスロット | 非対応 | 対応(最大1TB) |
POCO X7 Proは物理SIMを2枚挿せる構造で、DSDVによる2回線同時待ち受けが可能です。ただし、microSDカードには非対応となっており、内部ストレージの容量を後から増やすことはできません。
写真や動画を多く保存したい方は、最初からROMが大きいモデルを選ぶ必要があります。
一方、AQUOS sense9はnanoSIMとeSIMの併用に対応しており、物理スロットは1つでも2回線を柔軟に使い分けることができます。
さらに、最大1TBまでのmicroSDカードにも対応しているため、ストレージ拡張の自由度が高く、あとから容量を追加したい場合にも便利です。
eSIMとmicroSDの両方を活かしたい方には、AQUOS sense9の構成が優れています。
どこで買うのが安い?MVNO取り扱い比較
購入先 | POCO X7 PRO | AQUOS sense9 |
---|---|---|
IIJmio | IIJmioが最安値 8GB/256GB:34,800円 12GB/512GB:48,980円 | IIJmioが最安値 6GB/128GB:37,800円 8GB/256GB:49,800円 |
mineo | 8GB/256GB:49,896円 12GB/512GB:59,928円 | 6GB/128GB:57,024円 8GB/256GB:64,416円 |
IIJmioと100円違い 6GB/128GB:37,900円 | ||
UQモバイル | 6GB/128GB:42,900円 | |
NUROモバイル | 8GB/256GB:49,800円 | 6GB/128GB:59,800円 |
イオンモバイル | 8GB/256GB:49,280円 12GB/512GB:59,180円 | 6GB/128GB:62,480円 |
LIBMO
![]() | ||
ahamo
![]() | 6GB/128GB:67,100円 | |
Amazon | 参考価格:49,980円(8GB/256GB) | 参考価格:48,200円(6GB/128GB) |
- 掲載している価格情報は執筆時点のものです。実際の販売価格やキャンペーン内容は各公式サイトでご確認ください。
- 申し込みの際は必ず IIJmio 公式サイトをご確認ください。プラン内容やキャンペーン情報はすべて IIJmio 公式サイトの内容が正となります。
MNPでの乗り換えの場合、両機種ともにIIJmioが最安値ですね。
ただAQUOS sense9(6GB/128GB)については、楽天モバイルでも37,900円と100円差のため、料金プランが楽天モバイルの方が合っている方は楽天モバイルの方で購入しましょう。
回線契約をせずに端末だけ購入したい場合は、Amazonなどの通販サイトでの購入となります。
まとめ~筆者のおすすめは「POCO X7 Pro」

これまでの比較を踏まえ、私としてはPOCO X7 Proをおすすめします。
最大の理由は、処理性能の圧倒的な差にあります。AnTuTu160万点というハイエンド級の性能は、今後数年間にわたって快適に使い続けられる余裕を提供してくれます。
AQUOS sense9の60万点でも日常使いは十分ですが、アプリの進化やOSアップデートを考えると、長期的な視点でPOCO X7 Proの方が安心です。
また、6,000mAhの大容量バッテリーと90W急速充電の組み合わせは、現代のスマホ使用スタイルに最適。動画視聴やゲームで電池消費が激しくても、約42分でフル充電できる利便性は大きなメリットです。
一方で、AQUOS sense9にはおサイフケータイやeSIM対応、軽量性といった魅力があります。これらの機能を重視する人にはAQUOS sense9が適していますが、スマホの基本性能である処理速度と電池持ちを重視するなら、POCO X7 Proの方が満足度は高いと考えています。
スマホは毎日使う大切な道具です。少しでも快適に、ストレスなく使えるものを選ぶことで、日常生活がより豊かになります。POCO X7 Proなら、そんな期待に応えてくれるはずです。
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よくある質問(FAQ)
- どちらの機種もケースや保護フィルムは付属していますか?
-
POCO X7 Proにはソフトケースが同梱されていますが、保護フィルムは付属しません。AQUOS sense9はケースも保護フィルムも付属しません。必要な場合は市販品を別途購入してください。
- ワイヤレス充電には対応していますか?
-
どちらの機種もワイヤレス充電には対応していません。有線での急速充電が利用できます。POCO X7 Proは90W急速充電、AQUOS sense9はUSB PD3.0による急速充電に対応しています。
- 保証期間はどれくらいですか?
-
IIJmioで購入した端末は、メーカー保証1年間が付帯しています。故障時の修理には「保証書」の提示が必要です。保証書は大切に保管しておきましょう。
- 防水性能はどれくらい信頼できますか?
-
両機種ともIPX8、IP6Xの高い防水・防塵性能に対応しています。水没など過酷な状況での長時間使用は避けるべきですが、日常生活での水濡れやホコリ対策には十分な性能といえます。
- SIMロックはかかっていますか?
-
両機種ともSIMフリー端末です。国内の主要キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)や各種MVNOのSIMカードで利用できます。
- microSDカードは使えますか?
-
AQUOS sense9はmicroSDXCカード(最大1TB)に対応しています。POCO X7 ProはmicroSDカードには非対応ですので、内部ストレージ容量をよく確認して選びましょう。
- eSIMは使えますか?
-
AQUOS sense9はeSIMに対応しており、nanoSIMとのデュアルSIM運用が可能です。POCO X7 ProはeSIM非対応で、nanoSIM×2による物理SIMでの運用となります。
- スピーカー性能はどう違いますか?
-
POCO X7 ProはデュアルスピーカーとDolby Atmos対応により、立体感のある迫力あるサウンドが楽しめます。AQUOS sense9はステレオスピーカーとハイレゾ音源に対応しており、クリアな音質が特徴です。