スマートフォンを選ぶ際、同じシリーズで複数モデルが登場していると「何がどう違うのか?」と迷ってしまう方も多いはずです。
今回取り上げる「OPPO Reno14 5G」と「OPPO Reno13 A」は、OPPOが販売する人気のRenoシリーズに属する最新モデルでありながら、性能や機能にはしっかりとした違いがあります。
見た目のデザインは似ていても、中身のスペックや使い勝手は大きく異なります。処理能力やカメラ性能、バッテリーの持ち、そしておサイフケータイや防水対応の有無まで、ユーザーの使い方によって評価の分かれるポイントが多く存在します。
このページでは、OPPO Reno14 5GとOPPO Reno13 Aのスペックを徹底的に比較し、どちらがどのような用途に適しているのかをわかりやすく解説していきます。自分にぴったりの1台を選ぶために、ぜひ参考にしてみてください。
OPPO Reno14 5GとOPPO Reno13 Aのおすすめ選び方まとめ
利用スタイル | おすすめ機種 | 理由・ポイント |
---|---|---|
処理性能や操作のキビキビ感を重視したい | OPPO Reno14 5G | AnTuTuスコア約140万点で、ゲームや動画編集も快適。RAM・ROMともに余裕あり。 |
カメラでズーム撮影や高精細なセルフィーを楽しみたい | OPPO Reno14 5G | 光学3.5倍ズームと高精細インカメラを搭載し、撮影機能が非常に充実している。 |
おサイフケータイ(FeliCa)を使いたい | OPPO Reno13 A | モバイルSuicaやiDなど、日本の非接触決済に対応している点が明確な強み。 |
コストを抑えつつ日常使いに困らない機種を探している | OPPO Reno13 A | 必要な機能を備えつつ価格が安く、コストパフォーマンスが高い。 |
高速充電や大容量バッテリーで長時間使いたい | OPPO Reno14 5G | 6,000mAhの大容量バッテリーと80W急速充電で、外出先でも安心して使える。 |
OPPO Reno14 5Gは処理性能、カメラ性能、ディスプレイ品質で明確に上回っています。特にDimensity 8350による快適な動作と、望遠レンズを含む本格的なカメラシステムが魅力です。
一方、OPPO Reno13 Aはおサイフケータイ対応と価格の安さが最大の利点になります。
性能重視なら迷わずReno14 5G、日常使いと価格重視ならReno13 Aという選び方が基本的な判断基準になるはずです。ただし、おサイフケータイが必須の方にとってはReno13 A一択となる点は注意が必要です。
※OPPO Reno14 5GのIIJmio発売日は7月17日10時になります。
- 両機種とも最安値はIIJmio:>>IIJmio公式
- 販売価格比較表をすぐ確認したい方はこちら:>>価格比較表を今すぐチェック
OPPO Reno14 5GとOPPO RENO13 Aのスペック比較表
項目 | OPPO Reno14 5G | OPPO Reno13 A |
---|---|---|
画面サイズ | 約6.6インチ | 約6.7インチ |
リフレッシュレート | 最大120Hz(AMOLED / タッチサンプリング最大240Hz) | 最大120Hz(AMOLED / 可変 120Hz / 60Hz) |
ディスプレイ形式 | AMOLED、FHD+(2,760×1,256)、Corning Gorilla Glass 7i | AMOLED、FHD+(2,400×1,080)、AGC Dragontrail STAR2 |
重量 | 約187g | 約192g |
サイズ | 約158×75×7.4mm | 約162×75×7.8mm |
SoC(CPU) | MediaTek Dimensity 8350(3.35GHz×1 + 3.2GHz×3 + 2.2GHz×4) | Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1(2.2GHz×4 + 1.8GHz×4) |
AnTuTuベンチ(参考) | 約140万点前後(推定) | 約55万点前後(推定) |
RAM / ROM | 12GB(LPDDR5X) / 256GB(UFS 3.1) | 8GB(LPDDR4X) / 128GB(UFS 3.1) |
外部ストレージ | 非対応 | microSDXC(最大1TB)対応 |
バッテリー容量 | 6,000mAh(80W急速充電対応) | 5,800mAh(45W急速充電対応) |
メインカメラ | 広角 約5,000万画素(OIS)+ 望遠 約5,000万画素(OIS / 3.5倍)+ 超広角 約800万画素 | 広角 約5,000万画素(OIS)+ 超広角 約800万画素 + マクロ 約200万画素 |
インカメラ | 約5,000万画素(F値2.0) | 約3,200万画素(F値2.4) |
防水・防塵 | IP68 / IP69(MIL-STD-810H準拠) | IPX8 / IP9 / IP6X(MIL規格準拠) |
おサイフケータイ | 非対応 | 対応(FeliCa搭載) |
指紋 / 顔認証 | 両方対応(ディスプレイ内蔵型) | 両方対応(ディスプレイ内蔵型) |
SIM構成 | nanoSIM×2 + eSIM(DSDV対応) | nanoSIM + eSIM(排他スロット、DSDV対応) |
スピーカー | ステレオスピーカー(Type-Cイヤホン対応) | ステレオスピーカー(ハイレゾ対応) |
OS | ColorOS 15(Android 15ベース) | ColorOS 15(Android 15ベース) |
充電端子 | USB Type-C(USB 2.0 / OTG対応) | USB Type-C(USB 2.0 / OTG対応) |
メーカー | OPPO(中国) | OPPO(中国) |
最安値 | IIJmioが最安値(2025/7/31まで) 49,800円 >>IIJmio公式 | IIJmioが最安値(2025/7/31まで) 26,800円 >>IIJmio公式 |
- AnTuTuベンチマークのスコアは参考値であり、使用環境やソフトウェアのバージョンによって変動する場合があります
画面サイズ・ディスプレイ性能
項目 | OPPO Reno14 5G | OPPO Reno13 A |
---|---|---|
画面サイズ | 約6.6インチ | 約6.7インチ |
解像度 | 2760×1256(FHD+) | 2400×1080(FHD+) |
パネル | AMOLED | AMOLED |
リフレッシュレート | 最大120Hz | 最大120Hz(可変) |
タッチサンプリングレート | 最大240Hz | 最大180Hz |
輝度 | 最大1200nits(日光下) | 最大1200nits(日光下) |
カバーガラス | Gorilla Glass 7i | Dragontrail STAR2 |
色深度 | 10億7000万色(10bit) | 約1670万色(8bit) |
色域 | DCI-P3(ナチュラル・プロ・鮮明) | DCI-P3 / sRGB(モード切替) |
ディスプレイ性能では、OPPO Reno14 5Gが一歩リードしています。
まず、解像度が高く、表示の緻密さに優れています。また、タッチサンプリングレートは最大240Hzと高速で、ゲームや高速スクロール時にも反応が滑らかです。
さらに10bitカラーに対応しており、10億色以上の色表現が可能です。これは写真や動画編集、映像視聴などで色の違いに敏感な人にとって、大きな魅力です。
一方のReno13 AもAMOLEDパネルを採用し、120Hzリフレッシュレートや十分な明るさを備えていますが、色深度や応答性能ではやや控えめです。
画面の見やすさ・精細さ・操作感の滑らかさを重視するなら、OPPO Reno14 5Gのほうが満足度は高くなります。
重量・本体サイズ
項目 | OPPO Reno14 5G | OPPO Reno13 A |
---|---|---|
重量 | 約187g | 約192g |
高さ | 約158mm | 約162mm |
幅 | 約75mm | 約75mm |
厚さ | 約7.4mm | 約7.8mm |
サイズ・重量の点では、OPPO Reno14 5Gがよりスリムで軽量な設計となっています。
本体の厚さはわずか7.4mmと非常に薄く、手に持ったときのフィット感やポケットへの収まりが良いのが特徴です。加えて重量も187gと、200gを切る軽量クラスで、長時間の使用でも疲れにくい点が魅力です。
Reno13 Aもそこまで重いわけではありませんが、厚みがあり、数グラムとはいえ持ち比べると少しズッシリ感じることがあります。
よりスマートな印象と扱いやすさを求めるなら、OPPO Reno14 5Gの方が快適に使えるでしょう。
SoC(CPU)・処理性能
項目 | OPPO Reno14 5G | OPPO Reno13 A |
---|---|---|
SoC | MediaTek Dimensity 8350 | Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 |
CPU構成 | 3.35GHz×1 + 3.2GHz×3 + 2.2GHz×4 | 2.2GHz×4 + 1.8GHz×4 |
GPU | ARM G615-MC6 | Adreno 710 |
ベンチマーク参考値(推定) | 約140万点前後 | 約55万点前後 |
処理性能では、OPPO Reno14 5Gがはっきりと上回ります。
Dimensity 8350は高クロックのパフォーマンスコアを搭載しており、AnTuTuベンチマークでは約140万点前後とされています。この数値は上位機種にも迫る水準で、重いアプリや高画質ゲームでも快適な動作が期待できます。
一方、Reno13 Aに搭載されているSnapdragon 6 Gen 1は、約55万点前後のスコアで、ライトユーザーには十分な性能を持っています。ただし、複数アプリを同時に動かしたり、長時間の高負荷操作では動作に差が出る場面もあります。
処理の余裕やスピード感を重視するなら、Reno14 5Gの方が間違いなく満足度は高いはずです。価格差を超える価値があるスペックです。
RAM/ROM
項目 | OPPO Reno14 5G | OPPO Reno13 A |
---|---|---|
RAM容量 | 12GB(最大24GB相当まで拡張可能) | 8GB(最大16GB相当まで拡張可能) |
RAM種類 | LPDDR5X | LPDDR4X |
ROM容量 | 256GB | 128GB |
ROM種類 | UFS 3.1 | UFS 3.1 |
外部ストレージ | 非対応 | microSDXC(最大1TB対応) |
メモリとストレージ性能では、OPPO Reno14 5Gが明らかに上回っています。
搭載されている12GBのLPDDR5Xメモリは、速度と省電力性に優れており、アプリの切り替えやバックグラウンド動作がよりスムーズです。
また、ストレージも256GBと余裕があり、大容量の写真や動画、アプリをたくさん保存するユーザーにも安心です。
一方のReno13 Aは8GBメモリを搭載し、ミドルクラスとしては十分ですが、RAMの規格が一世代前のLPDDR4Xです。外部ストレージに対応している点はメリットですが、内部ROMの速度や容量で見るとやや控えめです。
全体的に、処理の余裕や保存容量の面で優れているのはOPPO Reno14 5Gです。
バッテリー・充電性能
項目 | OPPO Reno14 5G | OPPO Reno13 A |
---|---|---|
バッテリー容量 | 6,000mAh | 5,800mAh |
急速充電 | 80W SUPERVOOC / 33W PD・PPS対応 | 45W SUPERVOOC / 45W PPS対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 | 非対応 |
充電端子 | USB Type-C | USB Type-C |
バッテリー性能もOPPO Reno14 5Gが優勢です。
容量は6,000mAhと、ハイエンドスマホの中でもトップクラス。加えて、80Wの急速充電に対応しており、充電時間の短縮にも強みがあります。外出中や急な電池切れでも素早く回復できる安心感があります。
Reno13 Aも5,800mAhの大容量バッテリーと45W充電に対応しており、電池持ちは十分良好です。ただし、充電速度はReno14 5Gに比べてやや遅く、短時間でフルチャージしたい場面では差が出ます。
長時間使用と急速充電の両立を求めるなら、Reno14 5Gを選ぶ価値は大いにあります。
カメラ性能
項目 | OPPO Reno14 5G | OPPO Reno13 A |
---|---|---|
メインカメラ構成 | 広角:5,000万画素(OIS)望遠:5,000万画素(OIS / 3.5倍)超広角:800万画素 | 広角:5,000万画素(OIS)超広角:800万画素マクロ:200万画素 |
インカメラ | 約5,000万画素 | 約3,200万画素 |
ズーム性能 | 光学3.5倍、デジタル最大18倍 | デジタルズームのみ |
動画性能 | 最大4K/60fps、HDR・手ブレ補正対応、マルチビュー撮影 | 最大4K/30fps、EIS対応、同時動画撮影あり |
撮影性能に関しては、OPPO Reno14 5Gが圧倒的です。
まず注目すべきは望遠レンズの存在。光学3.5倍ズームを搭載しており、遠くの被写体も高画質で撮影できます。また、手ブレ補正は光学式と電子式の両方に対応し、動画撮影でも安定した映像を実現します。
さらに、インカメラも5,000万画素と非常に高精細で、セルフィーにも強みがあります。
Reno13 Aも広角・超広角・マクロの3眼構成で、日常使いには十分な性能です。しかし、ズーム撮影や動画機能の多彩さでは差が大きく、特に細部まで写したい場面ではやや限界があります。
本格的な写真・動画撮影を重視するなら、Reno14 5Gの完成度は非常に高いです。
対応バンド
項目 | OPPO Reno14 5G | OPPO Reno13 A |
---|---|---|
5G対応バンド | n1 / n2 / n3 / n5 / n7 / n8 / n12 / n20 / n26 / n28 / n38 / n40 / n41 / n66 / n77 / n78 | n1 / n3 / n5 / n7 / n8 / n20 / n26 / n28 / n40 / n41 / n77 / n78 |
4G(FDD) | Band 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 32 / 66 | Band 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 |
4G(TD) | Band 38 / 39 / 40 / 41 | Band 38 / 39 / 40 / 41 / 42 |
3G(WCDMA) | Band 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 | Band 1 / 2 / 4 / 5 / 8 / 19 |
2G(GSM) | 850 / 900 / 1800 / 1900MHz | 850 / 900 / 1800 / 1900MHz |
eSIM対応 | 対応 | 対応 |
DSDV対応 | 対応 | 対応 |
バンドの対応状況を比較すると、OPPO Reno14 5Gの方が対応幅は広く、特に5Gと4G FDDバンドにおいてその差がはっきりしています。
Reno14 5Gはn2やn66、Band 13・32といった一部の追加バンドにも対応しており、今後のエリア拡大や海外利用を見据えたときに柔軟性が高い構成です。特にn2やBand 66などは一部のMVNOで活用されることもあり、将来性の面でも有利です。
一方でReno13 Aも国内利用においては十分な対応をしており、日常利用で困る場面は少ないはずです。ただ、Band 42が使える点を評価するなら、4G限定で見ればReno13 Aにも優位な点は一部存在します。
より幅広い環境で快適に使いたいなら、対応バンドの広さとバランスでOPPO Reno14 5Gが優れています。
おサイフケータイ・NFC
項目 | OPPO Reno14 5G | OPPO Reno13 A |
---|---|---|
おサイフケータイ(FeliCa) | 非対応 | 対応 |
NFC | 対応 | 対応 |
非接触決済や交通系ICを使いたいなら、OPPO Reno13 Aを選んだほうが間違いありません。
Reno13 AはFeliCaを搭載しており、モバイルSuicaやiD、QUICPayなど、日本国内で広く使われている「おサイフケータイ」に対応しています。NFCのみの対応では不十分という方には非常に重要な機能です。
一方、Reno14 5GはNFCには対応しているものの、FeliCaには非対応です。そのため、コンビニでスマホをかざして決済するといったことはできません。
クレジットカード連動のGoogle Pay(NFC決済)やBluetooth接続の端末連携などは使えますが、国内の非接触決済との親和性では劣ります。
おサイフケータイを使うかどうかが、選ぶ決め手の一つになる人にとっては、Reno13 Aが有利なのは明らかです。
防水・防塵性能
項目 | OPPO Reno14 5G | OPPO Reno13 A |
---|---|---|
防水等級 | IP68 / IP69 | IPX8 / IP9 |
防塵等級 | IP6X(完全防塵) | IP6X(完全防塵) |
耐久認証 | MIL-STD-810H準拠 | MIL-STD-810H準拠 |
防水・防塵性能に関しては、どちらの機種もかなり高水準ですが、OPPO Reno14 5Gの方がわずかに強化されています。
両機種とも最高レベルのIP6X(防塵)と、IPX8以上の防水性能を備えており、日常の水回りや雨天使用はもちろん、ハードなアウトドアシーンでも安心感があります。
ただし、Reno14 5GはIP69にも対応しており、これは「高圧・高温の水流に耐える」という工業レベルの防水基準です。さらにCorning Gorilla Glass 7iを採用しており、画面の耐久性にも信頼が置けます。
Reno13 AもMIL規格準拠で堅牢性は申し分ありませんが、IP69の記載はありません。高圧水への耐性まで求めるのであれば、Reno14 5Gのほうが上位の選択になります。
水場や粉塵の多い環境で頻繁に使う予定があるなら、Reno14 5Gのタフさが安心につながります。
SIM構成・eSIM・DSDV
項目 | OPPO Reno14 5G | OPPO Reno13 A |
---|---|---|
対応SIM | nanoSIM ×2 + eSIM | nanoSIM + eSIM |
DSDV対応 | 対応(5G + 4G) | 対応(5G + 4G) |
SIMスロット | デュアルスロット(nanoSIM ×2、排他なし) | 排他スロット(SIM2とmicroSD兼用) |
eSIM | 対応 | 対応 |
柔軟な通信環境を求めるなら、OPPO Reno14 5GのSIM構成が優れています。
Reno14 5GはnanoSIMを2枚とeSIMを同時に扱える構成になっており、SIMスロットも排他ではないため、物理SIM2枚とストレージ容量(ROM)をそのまま活用できます。通信回線の切り替えや併用においても、自由度が高いのが特長です。
Reno13 AもeSIM・DSDVに対応しており、機能面では問題ありません。ただ、SIM2スロットがmicroSDカードと排他の設計なので、デュアルSIM運用をする場合はmicroSDが使えなくなります。
通信環境とストレージ拡張を両立させたい人にとっては、Reno14 5Gの構成がストレスなく使える仕様と言えます。
スピーカー
項目 | OPPO Reno14 5G | OPPO Reno13 A |
---|---|---|
スピーカー構成 | ステレオ | ステレオ |
ハイレゾ対応 | 有線・Bluetooth | 有線・Bluetooth |
イヤホン端子 | USB Type-C(デジタル対応) | USB Type-C(デジタル対応) |
オーディオコーデック | SBC / AAC / aptX / aptX HD / LDAC / LHDC | SBC / AAC / aptX / aptX HD / LDAC |
スピーカー性能はどちらもステレオ構成で、日常的な動画視聴や音楽再生においては大きな差はありません。
ただし、Reno14 5Gは最新のBluetooth 5.4に対応し、さらにLHDC(高音質コーデック)も含めてサウンド面の拡張性が高くなっています。これにより、対応するワイヤレスイヤホンを使うとよりクリアで広がりのある音を楽しめます。
また、どちらも3.5mmイヤホンジャックは非搭載ですが、USB Type-C経由での高音質出力に対応しています。
音にこだわるなら、対応コーデックがより充実しているReno14 5Gの方が一歩リードしています。
SIMスロット
項目 | OPPO Reno14 5G | OPPO Reno13 A |
---|---|---|
SIMスロット構成 | nanoSIM ×2(排他なし) | nanoSIM + nanoSIM/microSD(排他設計) |
microSD対応 | 非対応 | 対応(最大1TB) |
SIMスロットの使い勝手では、OPPO Reno14 5Gが優れています。
Reno14 5Gは2つのnanoSIMを同時に使用でき、なおかつスロットが完全に独立しています。そのため、microSDに頼らずとも256GBの大容量ストレージを活かしながら、物理SIM2枚+eSIMという柔軟な組み合わせが可能です。
一方のReno13 Aは、SIM2とmicroSDカードのスロットが排他になっているため、デュアルSIMを使う場合はストレージ拡張ができません。逆に、microSDを使いたい場合はSIMは1枚までという制限が出てしまいます。
SIMとストレージをどちらもフルに活用したい人にとっては、排他設計のないReno14 5Gの方が運用上の自由度が高く、扱いやすさに差が出ます。
どこで買うのが安い?MVNO取り扱い比較
購入先 | OPPO Reno14 5G | OPPO Reno13 A |
---|---|---|
IIJmio | IIJmioが最安値(2025/7/31まで) 49,800円 | IIJmioが最安値(2025/7/31まで) 26,800円 |
mineo | 43,560円 | |
楽天モバイルも安い 27,890円 | ||
UQモバイル | 36,400円 | |
NUROモバイル | 31,800円 | |
イオンモバイル | ||
LIBMO
![]() | ||
ahamo
![]() | ||
Amazon | 参考価格:44,364円 |
- 掲載している価格情報は執筆時点のものです。実際の販売価格やキャンペーン内容は各公式サイトでご確認ください。
- 申し込みの際は必ず IIJmio 公式サイトをご確認ください。プラン内容やキャンペーン情報はすべて IIJmio 公式サイトの内容が正となります。
MNPでの乗り換えの場合、両機種ともIIJmioが最安値となります。
一方、回線契約をせずに端末だけ購入したい場合は、Amazonなどの通販サイトでの購入となります。
まとめ~筆者のおすすめは「OPPO Reno14 5G」

今回の2機種を比較してきましたが、トータルバランスや将来性、快適な使い心地まで含めて考えると、おすすめはOPPO Reno14 5Gです。
性能面ではSoCの処理能力が大きく異なり、AnTuTuベンチマークで約140万点というReno14 5Gは、ゲームや高画質動画も余裕を持ってこなせます。12GBのRAMやUFS 3.1ストレージも搭載しており、日々の操作がとにかく快適です。
また、ディスプレイは10bitカラー+高解像度で非常に鮮やか。望遠付きのカメラや高速な80W充電、大容量6000mAhバッテリーなど、細かな部分まで妥協のない仕上がりになっています。
対するReno13 Aも、FeliCa対応やmicroSDスロットなど日本市場向けの装備が光ります。ただ、それらの強みを含めても、価格差を上回るだけの完成度の差があるのがReno14 5Gです。
価格重視で「そこそこ使えれば十分」という方にはReno13 Aも良い選択ですが、毎日しっかり使い倒すスマホを探しているなら、Reno14 5Gを選んで後悔することはまずないと思います。長く快適に使える1台です。
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よくある質問(FAQ)
- どちらの機種もケースや保護フィルムは付属していますか?
-
どちらの機種にもソフトケースが同梱されています。また、保護フィルムは貼付済みの試供品が最初から装着されています。強化ガラスフィルムなどを使いたい場合は別途購入を検討してください。
- ワイヤレス充電には対応していますか?
-
どちらの機種もワイヤレス充電には対応していません。充電はUSB Type-Cによる有線接続で、Reno14 5Gは最大80W、Reno13 Aは最大45Wの急速充電に対応しています。
- 保証期間はどれくらいですか?
-
IIJmioで購入した端末には、メーカー保証として1年間の無償修理対応がついています。修理の際は保証書が必要になるため、同梱物は保管しておくことをおすすめします。
- 防水性能はどれくらい信頼できますか?
-
どちらの機種もIP68・IP69に対応しており、水濡れや粉塵への耐性は非常に高いです。特にReno14 5Gは高圧の水流にも耐えられる仕様で、屋外や水回りでの使用にも向いています。
- SIMロックはかかっていますか?
-
両機種ともSIMフリー仕様です。ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルを含む国内の主要回線および多くの格安SIMで利用可能です。
- ストレージはmicroSDカードで増やせますか?
-
Reno13 Aは最大1TBまでのmicroSDカードに対応しています。ただし、SIM2スロットと排他設計のため、デュアルSIMで使う場合はSDカードが利用できません。Reno14 5GはmicroSD非対応ですが、256GBの大容量内蔵ストレージを備えています。
- 海外でも使えますか?
-
どちらの機種もグローバル対応バンドを幅広くカバーしており、海外SIMとの相性も良好です。特にReno14 5Gは対応バンドが豊富で、海外出張や旅行での利用にも適しています。