XiaomiのRedmi 14CとMotorolaのmoto g05は、どちらも1万円台で購入できるエントリーモデルとして人気のスマートフォンです。
価格帯は近いものの、搭載されているチップセットやメモリ構成、機能面に違いがあり、使用目的によって適した機種が変わってきます。
Redmi 14Cは6.88インチの大画面と120Hzリフレッシュレート、独立したSIMスロット構成が特長で、動画視聴やデュアルSIM運用を重視する方に向いています。
また、1300万画素のインカメラを搭載しており、自撮りやSNS投稿を頻繁に行う方にも魅力的です。
一方、moto g05はRAMが8GBと大容量で、さらにRAMブースト機能により最大24GB相当のパフォーマンスが期待できます。188.8gの軽量設計とステレオスピーカー搭載により、日常的な快適さと音響面での満足度を重視する方にぴったりです。
このページでは、両機種のスペックや使用感をさまざまな角度から比較し、それぞれの魅力や向いているユーザータイプをわかりやすく整理しました。
画面性能、処理能力、カメラ機能、防水性能など、購入前に知っておきたいポイントを詳しく解説していますので、どちらを選べばよいか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
Redmi 14Cとmoto g05の違いのおすすめ選び方まとめ
利用スタイル | おすすめ機種 | 理由・ポイント |
---|---|---|
動画視聴・ゲーム重視 | Redmi 14C | 6.88インチの大画面と120Hzリフレッシュレートで没入感が高い |
長時間使用・軽量重視 | moto g05 | 188.8gの軽量設計で疲れにくく、RAMも8GBと余裕がある |
デュアルSIM+microSD | Redmi 14C | 独立3スロット構成でSIM2枚とmicroSDを同時利用可能 |
音楽・動画鑑賞 | moto g05 | ステレオスピーカー+Dolby Atmos対応で臨場感のある音質 |
自撮り・SNS投稿 | Redmi 14C | 1300万画素インカメラでクリアな自撮りが撮影できる |
どちらの機種を選ぶかは、主な使用目的によって決まります。
大画面での動画視聴やゲームプレイを重視する方にはRedmi 14Cが適しています。6.88インチの大きなディスプレイと120Hzの滑らかな表示により、エンタメコンテンツをより楽しめます。
また、SIMスロットが独立している点も、複数回線とストレージ拡張を両立したい方には大きなメリットです。
一方、日常的な快適さを重視するならmoto g05が優秀です。188.8gの軽量設計は長時間使用でも疲れにくく、8GBのRAMとRAMブースト機能により、マルチタスクも快適に行えます。
ステレオスピーカーとDolby Atmos対応により、音楽や動画の音質も格段に向上します。
処理性能については、どちらも日常使いには十分ですが、将来的な安心感を考えるとmoto g05の方がメモリ容量に余裕があります。
自撮りを頻繁に行う方にはRedmi 14Cのインカメラ性能が魅力的ですが、総合的な使い勝手ではmoto g05の方がバランスの取れた仕上がりとなっています。
価格差も考慮すると、多くのユーザーにとってはmoto g05の方がコストパフォーマンスに優れた選択肢といえます。
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Redmi 14CとMoto G05のスペック比較
項目 | Redmi 14C | moto g05 |
---|---|---|
画面サイズ | 約6.88インチ | 約6.7インチ |
リフレッシュレート | 最大120Hz | 最大90Hz |
ディスプレイ形式 | HD+(1640×720) | HD+(1612×720) |
重量 | ミッドナイトブラック:211.9g セージグリーン:207.1g スターリーブルー:204.8g | 約188.8g |
SoC(CPU) | MediaTek Helio G81-Ultra | MediaTek Helio G81 Extreme |
AnTuTuベンチ | 26万程度 | 26万程度 |
RAM / ROM | 4GB / 128GB | 8GB / 128GB(RAMブースト 最大24GB) |
外部ストレージ | microSD 最大1TB | microSDXC 最大1TB |
バッテリー容量 | 5,160mAh(18W急速充電) | 5,200mAh(18W急速充電) |
メインカメラ | 5000万画素(F値1.8) | 5000万画素(F値1.8) |
インカメラ | 1300万画素(F値2.0) | 800万画素(F値2.0) |
防水・防塵 | IPX2 / IP5X | IP52 |
おサイフケータイ | 非対応 | 非対応 |
指紋 / 顔認証 | 指紋認証 / 顔認証 | 指紋認証 / 顔認証 |
SIM構成 | nanoSIM ×2(DSDV対応) | nanoSIM ×2(DSDV対応、1つはmicroSDと排他) |
スピーカー | モノラル | ステレオ(Dolby Atmos対応) |
OS | Android 14(Xiaomi HyperOS) | Android 15 |
充電端子 | USB Type-C | USB Type-C |
メーカー | Xiaomi | Motorola Mobility LLC |
最安値 | IIJmioが最安値 110円 >>IIJmio公式 | IIJmioが最安値 980円 >>IIJmio公式 |
画面サイズ・ディスプレイ性能
項目 | Redmi 14C | moto g05 |
---|---|---|
画面サイズ | 約6.88インチ | 約6.7インチ |
解像度 | 1640×720(HD+) | 1612×720(HD+) |
リフレッシュレート | 最大120Hz | 最大90Hz |
ディスプレイ形式 | 液晶 | 液晶 |
輝度 | 450nit(標準) | 1000nit(高輝度モード) |
Redmi 14Cはやや大きく、120Hzに対応しており、スクロールやアニメーションがなめらかです。SNSや動画視聴をよRedmi 14Cとmoto g05では、画面サイズとリフレッシュレートに明確な違いがあります。
画面サイズではRedmi 14Cが6.88インチと大きく、moto g05の6.7インチより0.18インチ大きな表示領域を持ちます。動画視聴やゲームプレイにおいて、より没入感のある体験を得られるのはRedmi 14Cです。
リフレッシュレートについてもRedmi 14Cが優位に立っています。最大120Hzに対応しているため、SNSのスクロールやアニメーションがより滑らかに表示されます。
一方のmoto g05は90Hz対応となっており、日常的な操作には十分ですが、Redmi 14Cと比較すると滑らかさで劣ります。
ただし、輝度性能ではmoto g05が1000nitの高輝度モードを搭載しており、屋外での視認性に優れています。Redmi 14Cは450nitと標準的な明るさのため、直射日光下では見づらくなる可能性があります。
解像度は両機種ともHD+画質で大きな差はありません。動画や写真の表示には十分な画質を提供します。
大画面と滑らかな表示を重視するならRedmi 14C、屋外での使用が多く輝度を重視するならmoto g05が適しています。
重量・サイズ
項目 | Redmi 14C | moto g05 |
---|---|---|
重量 | 204.8g~211.9g(カラー別) | 188.8g |
サイズ | 171.88×77.8×8.22mm | 165.67×75.98×8.17mm |
最軽量カラー | スターリーブルー:204.8g | – |
最重量カラー | ミッドナイトブラック:211.9g | – |
重量面ではmoto g05が明確に優位に立っています。188.8gという軽量設計は、長時間の使用や片手操作において大きなメリットとなります。
Redmi 14Cは選択するカラーによって重量が異なり、最軽量のスターリーブルーでも204.8g、最重量のミッドナイトブラックでは211.9gとなっています。この重量差は、使用する素材の違いによるものです。ミッドナイトブラックはガラス素材を採用しているため最も重く、ヴィーガンレザー仕上げのセージグリーンは207.1gと中間的な重さになっています。
サイズについてもmoto g05の方がコンパクトに設計されており、縦165.67mm、横75.98mmとRedmi 14Cより小さくなっています。Redmi 14Cは大画面を活かすため縦171.88mm、横77.8mmと大きめのサイズになっています。
20g以上の重量差は実際に手に持つと明確に感じられる差です。通勤通学での長時間使用や、頻繁に片手操作を行う方にはmoto g05の軽量設計が大きなメリットとなります。
一方で、大画面での動画視聴やゲームプレイを重視し、多少の重さは気にならない方にはRedmi 14Cの方が適しています。
軽さと持ちやすさを重視するならmoto g05、大画面の利便性を重視するならRedmi 14Cが適しています。、見た目の素材感や高級感を重視するなら、Redmi 14Cの仕上がりも魅力のひとつと言えるでしょう。
SoC(CPU)・処理性能
項目 | Redmi 14C | moto g05 |
---|---|---|
SoC(CPU) | MediaTek Helio G81-Ultra | MediaTek Helio G81 Extreme |
最大クロック | 2.0GHz | 2.0GHz |
特徴 | G81ベースの廉価版。軽量アプリ向き | クロックがやや高めで、マルチタスクに強い |
Redmi 14Cとmoto g05は、いずれもMediaTek製のHelio G81シリーズを搭載していますが、バリエーションが異なり、処理性能に差が見られます。
moto g05に搭載されている「Extreme」バージョンは、クロック周波数が若干高く、動作の安定性に優れています。さらに、8GBの大容量RAMと組み合わさることで、アプリの切り替えや読み込みもスムーズに行えます。
一方のRedmi 14Cは「Ultra」版で、構成がややシンプルなため、処理能力は控えめです。4GBのRAMとの組み合わせにより、LINEやブラウザなどの軽いアプリを使う分には問題ありませんが、マルチタスクを頻繁に行うような使い方では負荷がかかることもあります。
どちらもミドルレンジ向けのチップセットで、重いゲームや動画編集には不向きですが、SNS、Web閲覧、動画視聴といった日常使いには十分な性能を備えています。
ただし、将来的なアプリの重量化やマルチタスクの快適さを考慮すると、処理性能とメモリ容量に余裕があるmoto g05の方が長期間にわたって快適に使用できます。
動作の快適さや将来的な余裕を求めるなら、処理性能に少し余力があるmoto g05の方が安心感があります。
RAM/ROM
項目 | Redmi 14C | moto g05 |
---|---|---|
RAM | 4GB | 8GB(最大24GB) |
ROM | 128GB | 128GB |
メモリ拡張 | 非対応 | RAMブースト対応 |
microSD対応 | 最大1TBまで対応 | 最大1TBまで対応 |
スマートフォンの快適さを大きく左右するのが、メモリ(RAM)とストレージ(ROM)の容量です。特にRAMの容量は、複数アプリの同時使用や動作の安定性に直結します。
moto g05はRAMが8GBと余裕のある構成で、さらにRAMブースト機能により最大24GB相当のパフォーマンスを発揮できます。これにより、複数のアプリを同時に立ち上げてもスムーズな操作が可能で、快適さを求めるユーザーにはうれしいポイントです。
一方、Redmi 14CのRAMは4GBと控えめです。SNSやLINE、YouTubeなどの軽めのアプリを使う程度であれば問題はありませんが、長期的に見ると余裕はあまりありません。アプリが重くなる将来を考えると、動作が不安定になる可能性もあります。
ROM容量は両機種とも128GBで、写真・動画・アプリの保存には十分なスペースがあります。さらにmicroSDを使えば、どちらも最大1TBまで拡張可能です。
ただし、microSDは写真や動画の保存には向いていますが、アプリのインストールには内蔵ROMの容量が重要になります。
アプリをよく切り替える方や、将来的に長く使いたいと考えている方には、RAMに余裕のあるmoto g05の方が安心して使える構成です。
バッテリー・充電性能
項目 | Redmi 14C | moto g05 |
---|---|---|
バッテリー容量 | 5,160mAh | 5,200mAh |
急速充電対応 | 18W対応 | 18W TurboPower対応 |
充電方式 | 有線(USB-C) | 有線(USB-C) |
ワイヤレス充電 | 非対応 | 非対応 |
スマートフォンのバッテリー持ちと充電のスピードは、日常的な使いやすさを左右する非常に重要なポイントです。Redmi 14Cとmoto g05は、どちらも大容量バッテリーを搭載しており、長時間の利用にも対応できます。
バッテリー容量では、moto g05が5,200mAhと若干大きく、Redmi 14Cの5,160mAhより40mAh多くなっています。この差はわずかですが、長時間の使用においてはmoto g05の方が少し長持ちします。
どちらも約5,000mAh以上の大容量バッテリーを備えており、動画視聴やSNS、Webブラウジングといった使い方であれば、1日を通して安心して利用できます。
充電に関しては、どちらも18Wの急速充電に対応していますが、moto g05はMotorola独自の「TurboPower」技術を搭載しており、効率的かつ安定した充電が可能です。これにより、同じ18Wであっても、より実用的な充電スピードが期待できます。
なお、両機種ともにワイヤレス充電には対応していません。充電はすべてUSB Type-Cによる有線接続となります。
バッテリー性能では、容量と充電技術の両面でmoto g05がわずかに優位となっています。日中の外出が多く、頻繁に充電する時間が取りづらい方には、moto g05の方が安心感があります。
カメラ性能
項目 | Redmi 14C | moto g05 |
---|---|---|
メインカメラ | 約5000万画素(f/1.8) | 約5000万画素(f/1.8) |
インカメラ | 約1300万画素(f/2.0) | 約800万画素(f/2.0) |
補足機能 | AIデュアルカメラ、ナイトモードあり | AIポートレート機能 |
スマートフォン選びでカメラ性能を重視する人は多いと思います。Redmi 14Cとmoto g05は、どちらも約5,000万画素のメインカメラを搭載しており、明るい場所では十分な写真が撮れる構成です。
メインカメラは両機種ともスペック的には同等で、昼間の屋外や明るい室内での撮影なら、自然な色合いや十分な解像度での撮影が可能です。F値1.8の明るいレンズにより、比較的暗い場所でも適度な明るさで撮影できます。
インカメラではRedmi 14Cが優位に立っています。1300万画素のセンサーを搭載しており、moto g05の800万画素と比較して明らかに高画質です。
自撮りやビデオ通話でも明るくクリアな画質が得られるため、SNSに自分の写真を投稿することが多い人には魅力的なポイントです。
機能面では、それぞれ異なる特徴があります。Redmi 14CはAIデュアルカメラシステムとナイトモードを搭載しており、暗い場所での撮影に強い構成となっています。
一方、moto g05はAIによるポートレート処理が得意で、背景を自然にぼかした人物写真などを手軽に撮影できます。
自撮りを重視するならRedmi 14C、人物撮影のクオリティを重視するならmoto g05が適しています。SNS投稿や普段の記録用途であれば、どちらの機種も十分なカメラ性能を備えており、細かい機能の違いで選ぶのがポイントです。
対応バンド
キャリア | Redmi 14C | moto g05 |
---|---|---|
ドコモ | B1/B3/B19 対応 | B1/B3/B19 対応 |
au・UQモバイル | B1/B18/B26 対応 | B1/B18/B26 対応 |
ソフトバンク系 | B1/B3/B8 対応 | B1/B3/B8 対応 |
楽天モバイル | B3/B18/B28/B41 対応 | B3/B18/B28/B41 対応 |
5G対応 | 非対応 | 非対応 |
DSDV機能 | 対応 | 対応 |
スマートフォンを格安SIMや異なるキャリアで使いたい場合、対応バンドが合っているかどうかは非常に重要なポイントです。Redmi 14Cとmoto g05は、どちらも国内4キャリアに対応しており、幅広い回線で利用できます。
両機種ともに、主要なLTE(4G)バンドをカバーしているため、通信の安定性や通話品質において大きな不安はありません。都心部だけでなく、郊外や地方でも快適に利用できます。ドコモのプラチナバンドB19、auのプラチナバンドB18/B26、ソフトバンクのプラチナバンドB8にも対応しており、建物内や地下でも安定した通信が期待できます。
楽天モバイルについても、パートナー回線のB18やB28、自社回線のB3に対応しているため、楽天モバイル回線での利用にも問題ありません。
注意点として、どちらの機種も5Gには対応していません。今後、5G通信をメインに使いたいと考えている方にとっては、選択肢としてやや物足りなさがあるかもしれません。ただし、現在の4G回線でも十分な速度が得られるため、一般的な用途では問題になりにくいでしょう。
また、両機種ともDSDV(デュアルSIM・デュアルVoLTE)に対応しているため、2枚のSIMカードを同時に使って、仕事用とプライベート用で使い分けることも可能です。
対応バンドに関しては両機種で差がないため、普段から格安SIMを利用している方や、キャリアを柔軟に選びたい方でも安心して使える端末構成になっています。
おサイフケータイ・NFC
項目 | Redmi 14C | moto g05 |
---|---|---|
おサイフケータイ | 非対応 | 非対応 |
NFC決済対応 | 非対応 | 非対応 |
Felicaチップ | 非搭載 | 非搭載 |
QRコード決済 | 対応 | 対応 |
スマホを選ぶ際、タッチ決済に対応しているかは人によっては大きな判断材料になります。しかし、Redmi 14Cとmoto g05のどちらも、おサイフケータイやNFC決済には対応していません。
このため、SuicaやiD、QUICPayといったタッチ型電子マネーを使いたい方にとっては、どちらも不向きな機種です。また、Felicaチップも搭載していないため、国内の非接触決済は使用できません。
電車やバスでの交通機関利用時に、スマホをタッチして改札を通ることはできません。
ただし、PayPay・楽天ペイ・d払いなどのQRコード決済にはどちらも対応しており、日常の買い物で支払いに困ることは基本的にありません。コンビニや飲食店などでも、QRコードを読み取る決済方法で支払いが可能です。
おサイフケータイ機能については両機種で差がないため、この機能を重視する場合は別の機種を検討する必要があります。もしタッチ決済をメインで使いたい場合は、対応機種を選ぶか、従来の交通系ICカードを併用する方法も考えられます。
QRコード決済のみで十分な方であれば、どちらの機種でも問題なく利用できます。
防水・防塵性能
項目 | Redmi 14C | moto g05 |
---|---|---|
防水性能 | IPX2 | IP52 |
防塵性能 | IP5X | IP52 |
等級の目安 | 軽い水滴や日常的なホコリ対策レベル | 小雨や粉塵への耐性あり |
スマートフォンは外出先や水回りで使う機会も多いため、防水・防塵性能があるかどうかは安心して使ううえで重要な要素です。Redmi 14Cとmoto g05のどちらも対応はしていますが、性能にはやや差があります。
両機種とも「完全防水」ではありませんが、生活防水レベルの保護機能を備えています。防塵性能については、どちらもIP5X相当の保護を提供しており、日常的なホコリや粉塵から内部を守ります。
重要な違いは防水性能にあります。Redmi 14CのIPX2は、垂直から15度以内の角度で落ちる水滴に対する保護レベルで、基本的には上からかかる程度の水に対してのみ有効です。屋外での使用や水に濡れた手での操作には注意が必要になります。
一方、moto g05はIP52に対応しており、より実用的な防水性能を持っています。あらゆる方向からの水滴に対して保護されるため、急な小雨や風の強い場所での利用でも、ある程度安心して使える仕様となっています。
ただし、どちらの端末も水没やお風呂場での使用、高圧の水には非対応なので、過信は禁物です。また、防水性能は経年により効果が薄れる可能性があることも理解しておく必要があります。
総合的に見ると、ちょっとした水やホコリへの備えとしては、moto g05の方が安心して使える性能を備えています。屋外での使用が多い方には、moto g05がより適した選択肢となります。
SIM構成・eSIM・DSDV
項目 | Redmi 14C | moto g05 |
---|---|---|
SIM構成 | nanoSIM ×2(独立スロット) | nanoSIM ×2(1つはmicroSDと排他) |
DSDV対応 | 対応 | 対応 |
eSIM対応 | 非対応 | 非対応 |
microSD同時利用 | 可能 | デュアルSIM時は不可 |
複数の回線を活用したい方や、格安SIMを使い分けたいユーザーにとって、SIM構成やDSDV(デュアルSIM・デュアルVoLTE)対応かどうかは大切な判断材料です。
両機種とも、物理SIMカード2枚を同時に利用できるDSDVに対応しており、通話用とデータ用の回線を使い分けたい場合にも対応可能です。仕事用とプライベート用の番号を一台にまとめたり、国内SIMと海外SIMを切り替えて使うこともできます。
重要な違いはSIMスロットの構成にあります。Redmi 14Cは、SIMスロットとmicroSDスロットが完全に独立しているのが特徴です。そのため、デュアルSIMを利用しながらストレージ拡張も同時に可能で、柔軟な使い方ができます。
一方、moto g05は排他スロット方式を採用しており、SIM2とmicroSDカードが同じスロットを共有します。つまり、microSDを使う場合はSIM2が使えず、デュアルSIMを使いたい場合はmicroSDが使えない構成です。この制約により、用途によっては不便を感じる場合があります。
また、どちらの機種もeSIMには対応していないため、物理SIMの運用が前提となります。プロファイルダウンロードによる即時開通など、eSIMの利便性を求める方には不向きです。
柔軟なSIM運用とストレージ拡張を両立させたい人には、Redmi 14Cが扱いやすい構成といえるでしょう。デュアルSIMとmicroSDを同時に使いたい場合は、Redmi 14Cが明確に優位となります。
スピーカー
項目 | Redmi 14C | moto g05 |
---|---|---|
スピーカー構成 | モノラルスピーカー | ステレオ(Dolby Atmos対応) |
特徴 | 片側のみから音が出る。音の広がりは控えめ | 立体感のある音。臨場感が強く迫力もある |
ヘッドホンジャック | 3.5mm対応 | 3.5mm対応 |
音楽や動画をよく楽しむ人にとって、スマホのスピーカー性能は見逃せないポイントです。Redmi 14Cとmoto g05では、構成と音質に違いがあります。
Redmi 14Cは片側のみのモノラルスピーカーで、音質は必要最低限となっています。通話や着信音、簡単な動画視聴には十分ですが、音楽や映画をしっかり楽しみたい人にはイヤホンの併用が必要です。
音の広がりや立体感に欠けるため、エンタメ用途では物足りなさを感じる場合があります。
一方、moto g05はステレオ構成に加えてDolby Atmosにも対応しており、スマホ単体でも奥行きのあるサウンドが楽しめます。音の広がりや臨場感があるため、動画視聴やゲームでの没入感が高まります。YouTube動画やNetflixなどの動画配信サービスを頻繁に利用する方には、明確なメリットとなります。
両機種とも3.5mmのヘッドホンジャックを搭載しているため、有線イヤホンやヘッドホンを使用する際の利便性は同等です。しかし、スピーカーでの音楽再生や動画視聴を重視する場合は、moto g05の方が圧倒的に優位です。
音質にこだわる人や、スマホをエンタメ用途でよく使う人には、moto g05の方が満足度が高くなるでしょう。スピーカー性能を重視するなら、moto g05が適した選択肢となります。
SIMスロット
項目 | Redmi 14C | moto g05 |
---|---|---|
スロット構成 | nanoSIM ×2 + microSD(完全独立) | nanoSIM ×2(1つはmicroSDと排他) |
microSDとSIM2の同時使用 | 可能 | 不可 |
DSDV対応 | 対応 | 対応 |
eSIM対応 | 非対応 | 非対応 |
スマートフォンを複数の回線で使いたい方や、microSDカードでストレージを増やしたい方にとって、SIMスロットの設計は見逃せないポイントです。Redmi 14Cとmoto g05では構造に違いがあります。
Redmi 14Cは3スロット構成で、2枚のSIMカードとmicroSDカードを同時に使えます。複数回線を運用しながら写真や動画の保存容量も確保したい人に便利な構成です。仕事用とプライベート用の回線を分けつつ、大量の写真や動画を保存したい場合に最適な設計となっています。
一方、moto g05はSIM2とmicroSDが排他仕様です。つまり、DSDV(デュアルSIM)を活用する場合はmicroSDカードが使えず、ストレージ拡張を優先する場合は2枚目のSIMが使えません。この制約により、用途によっては使いづらさを感じる場合があります。
また、どちらの機種もeSIMには非対応です。物理SIMカードによる運用のみ可能な点は、事前に確認しておきましょう。eSIMを利用した即座の回線開通や、物理SIMスロットを節約しながらの複数回線運用はできません。
運用の柔軟性を重視するならRedmi 14Cが明確に優位となります。一方、クラウドストレージを積極的に活用する方や、メイン回線1つでの使用が中心の方なら、moto g05でも十分対応できます。
複数回線とストレージ拡張を両立させたい場合は、Redmi 14Cの方が適した選択肢となります。moto g05でも十分対応できます。
どこで買うのが安い?MVNO取り扱い比較
Redmi 14Cとmoto g05は、MVNO各社や通販サイトで広く販売されていますが、購入先によって価格やキャンペーン内容に違いがあります。とくにMNP(他社からの乗り換え)割引を活用すると、非常にお得に入手できます。
以下は、主な取り扱い先の価格比較です。
購入先 | Redmi 14C | moto g05 |
---|---|---|
IIJmio | IIJmioが最安値 110円 | IIJmioが最安値 980円 |
mineo | 17,952円 | 19,800円 |
UQモバイル | ||
NUROモバイル | ||
イオンモバイル | 20,680円 | |
LIBMO
![]() | 1円 ※TLCポイント還元による実質価格 | 13,800円 ※TLCポイント還元による実質価格 |
ahamo
![]() | ||
Amazon・他通販 | 参考価格:13,980円 | 参考価格:15,273円 |
- 掲載している価格情報は執筆時点のものです。実際の販売価格やキャンペーン内容は各公式サイトでご確認ください。
- 申し込みの際は必ず IIJmio 公式サイトをご確認ください。プラン内容やキャンペーン情報はすべて IIJmio 公式サイトの内容が正となります。
MNPでの乗り換えの場合、両機種の最安値はIIJmioです。Redmi 14Cについては、LIBMO
が1円ですが、これはTLCポイント還元による実質価格です。
TLCポイントは月額料金として使えますが、端末購入時は20,001円の支払いが必要なのでご注意ください。
一方、回線契約をせずに端末だけ購入したい場合は、Amazonなどの通販サイトが選択肢になります。
まとめ~筆者のおすすめはmoto g05

両機種を詳しく比較した結果、moto g05をおすすめします。
RAMが8GBと余裕があり、RAMブースト機能により最大24GB相当まで拡張できる点が決定的な違いです。スマートフォンは長期間使用するものなので、将来的なアプリの重量化を考えると、メモリ容量に余裕があることは非常に重要な要素となります。
また、188.8gという軽量設計は日常使いにおいて大きなメリットです。通勤通学での長時間使用や片手操作の際に、20g以上の重量差は明確に体感できる違いとなります。
音響面でもステレオスピーカーとDolby Atmos対応により、動画視聴や音楽再生時の満足度が格段に向上します。エンタメコンテンツを楽しむ機会が多い現代において、この差は見逃せません。
防水性能についてもIP52対応で、Redmi 14CのIPX2より実用的な保護性能を備えています。屋外での使用が多い方には安心感があります。
Redmi 14Cの魅力は6.88インチの大画面と120Hzリフレッシュレート、そして独立したSIMスロット構成にあります。大画面での動画視聴を重視し、デュアルSIMとmicroSDを同時利用したい方には適した選択肢です。
ただし、総合的なバランスと長期使用を考慮すると、moto g05の方が多くのユーザーにとって満足度の高い機種になると考えてます。
\ 端末もスマホ料金も、どちらもオトク!/
よくある質問(FAQ)
- どちらの機種もケースや保護フィルムは付属していますか?
-
ケースについてはRedmi 14Cとmoto g05ともに付属します。保護フィルムはRedmi 14Cのみ貼付されています。
- ワイヤレス充電には対応していますか?
-
どちらの機種もワイヤレス充電には非対応です。有線での18W急速充電に対応しています(USB Type-C)。
- 保証期間はどれくらいですか?
-
IIJmioで購入した端末は、メーカー保証1年間がついています。故障時の修理には「保証書」の提示が必要です。紛失に注意しましょう。
- 防水性能はどれくらい信頼できますか?
-
完全防水ではなく、生活防滴レベルです。水没やシャワー環境では使用しないようにしてください。IP52(moto g05)、IPX2(Redmi 14C)は主に雨や水はね程度の保護です。
- SIMロックはかかっていますか?
-
両機種ともSIMフリー端末です。国内の主要キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天)で利用できます。