MacBook Air M1とMacBook Air M2は、どちらもApple独自のApple Siliconを搭載した人気のノートパソコンです。
見た目はよく似ていますが、中身にはさまざまな違いがあり、用途や重視するポイントによって選ぶモデルが変わってきます。
この記事では、両モデルのスペックを比較しながら、どのような点に差があるのかを詳しく解説していきます。
CPUやディスプレイの進化、メモリやグラフィックス性能、インターフェースの違いなどをわかりやすく整理しました。購入を検討している方は、自分の使い方に合った一台を選ぶための参考にしてみてください。
MacBookAir M1とMacBookAir M2のスペック比較表
項目 | MacBook Air M1 | MacBook Air M2 |
---|---|---|
OS | macOS Sonoma(出荷時はmacOS Big Sur) | macOS Sonoma(出荷時はmacOS Ventura) |
CPU | Apple M1チップ(8コアCPU:4高性能+4高効率) | Apple M2チップ(8コアCPU:4高性能+4高効率) |
メモリ | 8GB/16GB(ユニファイドメモリ) | 8GB/16GB/24GB(ユニファイドメモリ) |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB/2TB SSD | 256GB/512GB/1TB/2TB SSD |
ディスプレイ | 13.3インチ Retinaディスプレイ(2560×1600) | 13.6インチ Liquid Retinaディスプレイ(2560×1664) |
グラフィックス | Apple M1内蔵GPU(7コアまたは8コアGPU) | Apple M2内蔵GPU(8コアまたは10コアGPU) |
ネットワーク | Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0 | Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3 |
インターフェース | Thunderbolt / USB 4ポート ×2、ヘッドフォンジャック | Thunderbolt / USB 4ポート ×2、ヘッドフォンジャック、MagSafe 3充電ポート |
光学ドライブ | 非搭載 | 非搭載 |
バッテリー駆動 | 最大15時間のウェブ閲覧、最大18時間のビデオ再生 | 最大15時間のウェブ閲覧、最大18時間のビデオ再生 |
サイズ | 高さ 0.41〜1.61 cm、幅 30.41 cm、奥行 21.24 cm | 高さ 1.13 cm、幅 30.41 cm、奥行 21.5 cm |
重量 | 約1.29kg | 約1.24kg |
耐久性 | アルミニウムユニボディ構造、品質は高い | アルミニウムユニボディ構造、M1と同等の高い品質 |
価格(新品) | 134,800円(税込)から | 164,800円(税込)から |
メーカー | Apple | Apple |
OS
項目 | MacBook Air M1 | MacBook Air M2 |
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OS | macOS Big Sur(出荷時) macOS Sonomaまで対応 | macOS Ventura(出荷時) macOS Sonomaまで対応 |
MacBook Air M1とM2はどちらもmacOSが搭載されており、操作方法に大きな違いはありません。現在は最新のmacOS Sonomaに対応しています。
M2モデルの方が発売が新しいため、より長く最新のOSアップデートに対応できる点は魅力です。長期間使用を考えている方は、この違いも参考にするとよいでしょう。
CPU
項目 | MacBook Air M1 | MacBook Air M2 |
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CPU | Apple M1チップ 8コア(高性能4+高効率4) | Apple M2チップ 8コア(高性能4+高効率4) |
両モデルともApple独自設計のApple Siliconチップを搭載しています。M2チップはM1の進化版であり、全体的な処理能力やグラフィックス性能が向上しています。
例えば、動画編集や写真加工などのクリエイティブな作業を行う方にはM2モデルがより快適でしょう。一方、日常的なWeb閲覧や文書作成が中心であれば、M1でも十分に快適なパフォーマンスが得られます。
メモリ
項目 | MacBook Air M1 | MacBook Air M2 |
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メモリ | 8GB または 16GB | 8GB、16GB、または 24GB |
どちらもユニファイドメモリを採用しており、CPUと連携して高速なデータ処理が可能です。M2モデルは最大24GBまで選べる点が特徴で、大きなデータを扱う用途やマルチタスク作業により適しています。
一方、一般的な使い方(ブラウジング、動画視聴、オフィスソフト利用)であれば、8GBで問題ありません。より重い作業を見越して使いたい方は16GB以上の選択をおすすめします。
ストレージ
項目 | MacBook Air M1 | MacBook Air M2 |
---|---|---|
ストレージ | 256GB、512GB、1TB、2TB SSD | 256GB、512GB、1TB、2TB SSD |
ストレージ容量の選択肢は、M1とM2の両モデルでほぼ同じです。どちらも高速なSSDが採用されているため、データの読み書きは非常にスムーズに行えます。
このため、OSの起動やアプリの立ち上げもスピーディーに感じられるでしょう。もし写真や動画を多く保存する予定がある場合は、512GB以上のモデルを選ぶと安心です。逆にクラウドストレージを活用する方やデータ容量が少なめの使い方なら256GBでも十分です。
ディスプレイ
項目 | MacBook Air M1 | MacBook Air M2 |
---|---|---|
ディスプレイ | 13.3インチ Retinaディスプレイ 2560×1600ピクセル | 13.6インチ Liquid Retinaディスプレイ 2560×1664ピクセル |
M2モデルはやや大きめの13.6インチディスプレイを搭載しており、表示領域が少し広がっています。また、Liquid Retinaディスプレイにより、色の鮮やかさやコントラストがさらに向上しています。
写真編集や動画視聴を重視する方には、より自然な発色と高い視認性が得られるM2のディスプレイが魅力的です。一方、M1モデルでも十分高精細な表示が可能なため、通常のオフィス作業やWeb閲覧では大きな違いは感じにくいでしょう。
グラフィックス
項目 | MacBook Air M1 | MacBook Air M2 |
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グラフィックス | Apple M1内蔵GPU 7コアまたは8コア | Apple M2内蔵GPU 8コアまたは10コア |
M2モデルはM1よりもGPU性能が強化されており、最大10コアの構成が選べます。そのため、動画編集や3Dレンダリング、ゲームなどのグラフィック処理がよりスムーズに行えます。もちろん、M1モデルのGPUでも日常的な用途には十分な性能を持っています。
もしクリエイティブな作業を頻繁に行う予定があるなら、M2モデルの方が快適に感じられるでしょう。反対に、負荷の軽い用途が中心の場合はM1モデルでも満足できるパフォーマンスが得られます。
ネットワーク
項目 | MacBook Air M1 | MacBook Air M2 |
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Wi-Fi | Wi-Fi 6(802.11ax) | Wi-Fi 6(802.11ax) |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.3 |
両モデルとも最新のWi-Fi 6に対応しており、高速で安定したインターネット接続が可能です。これにより、ストリーミング動画の再生や大容量ファイルのダウンロードもスムーズに行えます。
BluetoothについてはM2モデルで5.3にアップデートされています。これにより接続の安定性や省電力性能が向上しており、ワイヤレスイヤホンや周辺機器との接続がより快適に使えるでしょう。
インターフェース
項目 | MacBook Air M1 | MacBook Air M2 |
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Thunderbolt / USB 4 | 2ポート | 2ポート |
ヘッドフォンジャック | あり(3.5mm) | あり(3.5mm) |
MagSafe充電ポート | なし | あり(MagSafe 3) |
インターフェースは両モデルとも基本的にはシンプルで、Thunderbolt / USB 4ポートが2つ搭載されています。これにより、高速なデータ転送や外部ディスプレイ接続が可能です。
M2モデルでは新たにMagSafe 3充電ポートが追加されているのが大きな違いです。これにより、充電用とデータ通信用のポートを分けて使うことができ、作業時の利便性が向上します。また、万が一ケーブルを引っかけても簡単に外れるため安心感があります。
光学ドライブ
項目 | MacBook Air M1 | MacBook Air M2 |
---|---|---|
光学ドライブ | 非搭載 | 非搭載 |
どちらのモデルにも光学ドライブは搭載されていません。これはMacBookシリーズ全体に共通する設計方針でもあります。もしCDやDVDを利用する場合は、別途外付けのUSB接続型ドライブを用意する必要があります。
ただ、現在はクラウドストレージやストリーミングサービスが主流となっており、光学メディアを使う場面はかなり減ってきています。そのため、多くのユーザーにとっては大きなデメリットにはならないでしょう。
耐久性
項目 | MacBook Air M1 | MacBook Air M2 |
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本体素材 | アルミニウムユニボディ | アルミニウムユニボディ |
構造 | 高い剛性・耐摩耗性 | 高い剛性・耐摩耗性 |
耐熱設計 | パッシブ冷却(ファンレス) | パッシブ冷却(ファンレス) |
MacBook Air M1とM2は、どちらもAppleのアルミニウムユニボディ構造を採用しています。これにより非常に高い剛性と耐摩耗性が確保されており、日常的な持ち運びや長時間の使用にも耐える設計となっています。
ファンレス構造である点も共通しています。可動部品が少ないため、内部にホコリが入りにくく故障リスクが抑えられます。さらに静音性にも優れているため、図書館や静かなカフェでも快適に使用できます。
耐熱性も十分に配慮されており、軽い作業から負荷の高い作業まで幅広いシーンで安定して動作します。もっとも、発熱を伴う重い作業を長時間続ける場合は多少の温度上昇は避けられませんが、それによってすぐに性能が低下する心配は少ないでしょう。
いずれのモデルも非常に堅牢な設計がされているため、長く安心して使えるノートパソコンといえます。カバンに入れて頻繁に持ち運ぶ方にも適した耐久性を備えています。
あなたに合うのはどっち?利用シーン別おすすめ機種
以上を踏まえ、用途に応じたおすすめモデルを簡単に整理します。
MacBook Air M1が向いている方
- ウェブ閲覧、動画視聴
- オフィス作業(Word、Excelなど)
- 軽めの写真編集
- 初めてのMacやコスパ重視の方
MacBook Air M2が向いている方
- 動画編集や画像加工
- 音楽制作やプログラミング
- 長く使いたいメインマシンを探している方
- より美しいディスプレイや高音質にこだわる方
現在はM3・M4モデル登場の影響でM2モデルの価格も落ち着いており、上位機能を手頃に選べるタイミングです。
まとめ~筆者のおすすめは「MacBook Air M2」
今回紹介した2機種は、どちらも日常用途には十分な性能を持っています。今回は、中古パソコンショップイオシス
で RAM 16GB/SSD 256GBという同一条件のモデルを基準に比較しました。
イオシスでの販売価格は、MacBook Air M1が85,800円(税込)、MacBook Air M2が119,800円(税込)と、約3万4千円の価格差があります。この差をどう捉えるかが選択の大きなポイントです。
現在はM3・M4チップ搭載の最新モデルが登場したことで、M2モデルの中古価格が下がり、お得に購入しやすいタイミングとなっています。
M1モデルは依然として優れたパフォーマンスを発揮し、軽量かつ高いバッテリー性能でコストパフォーマンスも抜群。
一方、M2モデルはLiquid Retinaディスプレイの美しさや1080pカメラ、改良されたスピーカーシステムなど、日常体験の質が一段上がっています。中古市場で価格がこなれてきた今、より手が届きやすくなっているのも魅力です。
そのため、多少の予算に余裕があり「少しでも快適な体験を求めたい方」「より長く安心して使いたい方」にはMacBook Air M2をおすすめ。
逆に、価格重視で「とにかく安く良質なMacBookを手に入れたい」という方は、MacBook Air M1が選択肢となります。
私自身が今選ぶなら、やはり全体の完成度と今後の使用年数を考えてMacBook Air M2を選びます。
特に現在はM3・M4モデルの登場で価格がこなれており、より高品質な体験を手頃な価格で手に入れるチャンスだからです。長く快適に使いたい方にとっては、今が狙い目と言えるでしょう。
MacBook Airを買うならイオシスがおすすめ

引用:イオシス
MacBook Airを買うなら、中古専門店のイオシスはぜひチェックしておきたいショップです。
今回紹介したMacBook Air M1(85,800円)とM2(119,800円)は、いずれもイオシスで販売されている価格。新品に比べてぐっと手が届きやすく、在庫が豊富なので好みのスペックやカラーも見つけやすいのが魅力です。
実際に筆者もこれまでイオシスでMacBook Air M1を購入しました。そのときの印象はとても良く、Aランクの商品は見た目・動作ともに新品に近いクオリティ。
梱包は丁寧で配送もスピーディー、商品保証もあるため中古ならではの不安は感じませんでした。
MacBookは耐久性が高く長く使えるモデルなので、良品を選べば中古でもコストパフォーマンスは抜群。イオシスは商品ランクが明確に表示されており、状態を把握したうえで安心して購入できる点も大きなメリットです。
今はM1/M2ともに在庫が充実しており、価格もこなれてきているタイミング。中古でMacBook Airを探しているなら、イオシスは間違いなくおすすめの購入先です。気になる方は、ぜひ公式サイトで最新の在庫と価格をチェックしてみてください。
\はじめてでも安心!保証付き&状態ランク明記/
/気になるモデルは売り切れ前にチェック!\
よくある質問(FAQ)
- 中古のMacBook Airでも快適に使えますか?
-
はい、快適に使えます。MacBook Airはもともと性能が高いため、中古品でもWeb閲覧、動画視聴、Office作業、ブログ執筆などの用途には十分対応可能です。M1モデルでも高性能ですが、より長く快適に使いたい方や画面品質を重視する方にはM2モデルもおすすめです。
- 保証はどうなっていますか?
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イオシスではMacBookに通常3ヶ月間の保証が付いています。初期不良や動作不良などが見つかった場合は保証期間内に無償対応が受けられるため、購入後は早めに動作確認を行っておくと安心です。
- 中古のMacBookはバッテリーの劣化が心配です。
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バッテリー状態はスマートフォンなど一部機種は商品ページで確認可能ですが、MacBookの場合は明記されていないことが多いです。そのため、より安心感を求めるなら Aランクなど上位ランクの商品を選ぶのがおすすめ。実際の購入レビューでもAランク品は外観やバッテリー状態が良好なケースが多く、満足度が高い傾向があります。
- イオシスで買うメリットは何ですか?
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在庫が豊富で価格が安いことが最大のメリットです。さらに梱包や配送が非常に丁寧で安心して購入できます。中古MacBookの取り扱い実績も豊富で、商品ランクや状態がしっかり明記されているため、納得感を持って購入できるのが魅力です。