中古パソコン購入後、すぐにそのまま使いはじめようとする方が多いと思います。
でも、ちょっと待って下さい!
中古パソコンは新品のパソコンと違い、使いはじめる前に、まずやるべきことがいくつかあります。
この記事では中古パソコンを購入しまくっている私が、商品到着後にまず最初にやっていることについて、お話していきたいと思います。
すでに中古パソコンを買った人も、これから買う人も、安心して使うために、ぜひ知っておいてくださいね。
目次
パソコンの動作確認
これは新品の場合でもやった方が良いことではあるのですが、中古パソコンの場合は特に、まず最初に動作確認をしましょう。
新品のパソコンはメーカー保証が1年付いてくるのが通常ですが、中古パソコンの場合は保証がないか、保証がある場合も期間が短いことが多いからです。
中古PCショップ独自の保証の場合、動作不良の対応を受け付けるのは購入から一週間以内、というショップも存在しています。
つまり、到着後にすぐに各種動作を確認しておかないと、後から気付いても初期不良に対応してもらえず手遅れに…ということになりかねないのです。
ただ動作確認と言っても、「具体的に何をすればいいのかわからない」という人もいるかもしれませんね。なのでもう少し具体的に解説していきます。
記憶媒体に問題がないか?
まず確認するべきなのは、HDD(ハードディスクドライブ)、SSD(ソリッドステートドライブ)などの記憶媒体のチェックです。
SSDの場合はHDDほどは気にしなくて良いものの、特に故障が多いパーツです。
HDDの状態をチェックするには、CrystalDiskInfoなどのフリーソフトを使用して診断する方法の他に、音を聞くという方法もあります。
CrystalDiskInfo公式サイト:https://crystalmark.info/ja/software/crystaldiskinfo/
使用する際に、異音が長時間している場合などは要注意です。
ネット接続に問題がないか?
ネットにきちんと接続できるかどうかもすぐに確認しておいた方が良い項目です。
WIFI(無線LAN)接続が可能かどうか、有線LANポートがあるパソコンならLANケーブルでの接続も忘れずに。
パソコンを使用する上でネットの接続は必須。今やネットに繋がらないパソコンは正直使い物になりません。
中古パソコンの中にはネット接続に関係するどこかのパーツが壊れていて、繋がらないパソコンも稀にですがあるため、こちらも確認しておきましょう。
LTE(SIMフリー)の場合も、到着後にすぐSIMを挿入して通信可能か確認するようにしてください。
光学ドライブの動作確認、外部接続端子、キーボードもチェック
また、CDやDVD、Blu-rayなどの光学ドライブがついている中古ノートパソコンの場合は、対象のメディアをきちんと読み込むことができるか確認しておきましょう。
その他、音がきちんと出るか、外部接続端子は正常に機能しているか、キーボードのキーが壊れていないか、といった確認も忘れずに。
キーボードのキーに反応しないものがないかどうかを確認するには、一度全てのキーを順番に押して問題がないか確かめてみることをおすすめします。
過去に私が経験した例では、音が出ないということがありました。ショップに問い合わせたところ、確認するとのことで着払いで返送することに。
結果部品自体は問題なかったのですが、パソコン内部の音声ケーブルが抜けていたということでした。
特にパソコン初心者の方ですと、何かあっても原因がわからないようなケースもあると思いますので、届いたらすぐに確認しておきましょう。
OS(Windowsなど)のアップデート
OSというのは、日々細かいアップデートが行われ、機能の改善やセキュリティの穴を埋めるといったことが行われています。
ところが、中古パソコンではOSが最新の状態に保たれていないことがほとんどです。最後に通電されたのが何年も前、というパソコンも少なくありません。
そのような中古パソコンは、まずOSのアップデートを行う必要があります。
アップデートされていないOSを使用し続けると、セキュリティに問題があるため、ウィルスに感染するリスクが高まってしまいます。
最初のアップデートにはかなりの時間(古いパソコンの場合1日かかることも)がかかってしまいますが、ネットに接続する前に必ずアップデートをするようにして下さい。
リカバリーディスク・リカバリーUSBの作成
リカバリーディスクは、購入したパソコンが何らかの問題で動かなくなってしまった場合に使用するものです。
このリカバリーディスクを使用することで、パソコンのデータを初期状態に戻すことができます。初期化により問題が発生した状態すべてクリアして、出荷状態に戻すことができるのです。
ただ中古パソコンの場合、リカバリーディスクがついていない場合が結構あります。でも安心してください。実は自分でリカバリーディスクを作成することができます。
OSの機能を使用すれば、簡単に作ることができます。万が一トラブルが発生したときに備えておきましょう。
ちなみに、Windows8、10など最近のOSですと、USBメモリを使用してリカバリメディアを作成できるようになっています。私は以下のUSBメモリを使用しています。
まとめ
中古パソコンを購入した際には、動作確認やOSのアップデート、リカバリーディスク(リカバリメディア)の作成をまず行うようにしてください。
先にこうした確認や作業を行うことで、後々安心してパソコンを使用することが出来ますし、様々なリスクを避けることができるのです。
確認や最低限の準備作業が終われば、あとはもう使うだけ!
快適に中古パソコンを使用するためにも、こうした確認や作業はなるべく早く(到着後1週間以内に)行うようにしておきましょう。
ぜひ参考にしてみてください。
これから中古パソコンを買おうと思っている方はリサイクルショップなどではなく、保証・サポートがしっかりしている専門店をおすすめします。
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