パソコンを購入する際、スペックやマウスなど周辺機器のことは考えると思いますが、意外と見落としがちなのが、パソコンのセキュリティです。
結論からいいますと、コンピュータウイルスの対策は絶対に行う必要があります。
ウイルス対策ソフトは無料のものから有料で高価なものまで様々なものがありますよね。
Windowsがインストールされているパソコンであれば、標準である程度のウイルス対策機能が備わっていますが、それで十分なのか気になる方もいると思います。
そこでこの記事では、以下について解説します。
- 中古パソコンのセキュリティの重要性
- セキュリティソフトの選び方
中古パソコンのセキュリティ対策について知りたい方はぜひ参考にしてください。
パソコンは新品・中古にかかわらずウイルス対策をしておくべき
パソコンをインターネットに接続して使用するなら、ウイルス対策は非常に重要です。
パソコンが新品であっても中古であっても、インターネットを使うならいつ自分のPCにウイルスが感染してもおかしくない、ということは知っておきましょう。
「パソコンがウイルスに感染して個人情報が流出~」といったニュースをしばしば目にすることもあるかと思いますが、決して他人事ではないのです。
>>「トロイの木馬に感染」と表示…県の施設で40代女性職員が使用のPCがウイルス感染 個人情報流出の恐れ
この記事のように、きちんとウイルス対策をしていなかった場合、例えばランサムウェアに感染するとパソコン内のデータ流出したり、パソコンがロックされて解除と引き換えに身代金を要求されたりするケースもあります。
実際に起こってしまってからでは何もかも手遅れです。
もしもの時のために、普段からしっかりウイルス対策をしておく必要があります。
Windowsには「Windows Defender」が標準装備されている
ウイルス対策ソフトには色々ありますが、Windowsには標準で「Windows Defender」というウイルス対策機能が内蔵されています。
Windows8以降のパソコンはウイルスやルートキット※の検出ができるため、ウイルス対策機能が以前と比較して充実しているのです。
例えばWindows10なら「リアルタイム保護」をオンにしておけば、ウイルスの感染を防ぐことができます。ダウンロードしたファイルのスキャンもできますし、Windows Defenderは無料にもかかわらずかなり優秀です。
現在はMicrosoft Defenderに名称が変わっていますが、性能もより進化しており、プライベートのパソコンならセキュリティソフトはWindows Defenderで十分です。
より万全なウイルス対策を希望する方は有料のセキュリティソフトがおすすめ
プライベートのパソコンなら、セキュリティ対策はWindows Defenderで十分です。
ただ会社のパソコンであったり、流出するとまずい情報が保存されているパソコンについては、別のセキュリティソフトをインストールしておいた方がいいでしょう。
被害が自分だけでは済まない可能性がありますからね。
「よりしっかりしたウイルス対策ソフトをインストールしたい」ということであれば、無料でも色々な選択肢があります。
「アバスト!」や「AVG」、「Avira」といった無料のセキュリティソフトを入れておけば、ウイルス対策はより安心です。
ただし無料のソフトだと心配な部分もあります。例えば無料だけにその後のアップデートがなかった…などですね。当然アップデートがなければ新しいウイルスに感染する可能性が高まります。
万全を期すならば、ESETセキュリティソフト やカスペルスキー、ノートン 、【ウイルスバスタークラウド】 といったソフトを購入してインストールすればOKです。
どれが一番いいとかはなく、画面の見やすさなど好みで決めてOKです。まあしいて言えば動作が一番軽いESETセキュリティソフト を管理人はおすすめします。
当然ですが、有料ソフトはお金がかかるだけあって、無料ソフトよりも優れたウイルス対策が可能となります。
繰り返しになりますが、個人で使用するパソコンに有料のセキュリティソフトをインストールする必要性はほぼないです。
実はMacやAndroidでもウイルス対策は必要です
「Macはウイルスがそれほど多くないからウイルス対策は不要」という話を聞いたことがありませんか?
決してそんなことはありません。Macにも普通にウイルスやスパイウェアは存在します。
Windows同様、Macにもウイルス対策ソフト販売されていますので、これらを活用してセキュリティを強化しておきましょう。Androidも同様です。
先ほど紹介したESETセキュリティソフト やカスペルスキー、ノートン 、【ウイルスバスタークラウド】 は全てWindowsに加え、MacやAndroidにも対応しています。
サポートが終了した古いOSはウイルス感染のリスクが高い!
例えばWindowsXP、Vista、7、8のような古いOSだと、マイクロソフトが既にサポートを終了しています。サポートが終了したOSにはセキュリティパッチが配布されないため、新しいウイルスに対応することができません。
2024年であれば、OSはWindows10か11を選ぶようにしてくださいね。
そしてOSのアップデートは必ず行い、最新の状態に保つようにしましょう。Windowsをアップデートせず放置するのは、コロナ患者の前でマスクをしないようなものです。
ウイルスに感染した中古パソコンが販売されている可能性は?
新品のパソコンでさえウイルスに感染していた事例が過去にありましたので、中古パソコンもウイルスに感染した状態で売られている可能性はゼロではありません。
フリマサイト(ヤフオクやメルカリなど)の個人取引やディスカウントショップで売られているパソコンなら、ウイルスに感染している危険性があります。
ウイルス感染の可能性がゼロであるパソコンは以下の2つです。
- 新品のパソコン
- 中古パソコン専門店で販売されているパソコン
中古パソコンの購入を検討されている方は、管理人のイチオシであるQualit をおすすめします。
クオリットは厳しい外観評価、1年間の長期保証、価格の安さ、ノートPCのバッテリー容量が80%以上(一部例外あり)など、非常に優れた中古パソコン専門店です。
管理人もPanasonicのLet’s note SV8を購入しましたが、外観がキレイでバッテリーの劣化もほとんど見られず、とても満足のいく買い物ができました。
メルマガ登録による初回10%オフクーポンもあり非常にオトクです。
Qualit(クオリット)公式サイト:https://www.yrl-qualit.com/
まとめ
- OSはWindows10か11にし、最新の状態を保つ
- プライベートのパソコンならWindows Defenderで十分
- 会社のパソコンなら有料のセキュリティソフトが無難(おすすめはESET )
パソコンは新品・中古に限らず、インターネットに接続する以上、ウイルスに感染する危険性は常につきまといます。
ウイルス対策をしっかり行いたい方は、Microsoftのサポートが継続しているWindows10か11をインストールし、常に最新の状態に保つようにしてください。そうすればWindows Defenderが活躍してくれます。
プライベートのパソコンなら無料のWindows Defenderで十分ですが、会社のパソコンなど感染時のリスクが高い場合は有料のセキュリティソフトをインストールしておいた方が無難です。
問題には起こってからでも対処できるものと、起きてしまってからでは手の施しようがないものがありますが、パソコンのウイルス感染は後者です。
感染してから慌てたところで後の祭り。手遅れになります。実はパソコンがウイルスに感染しており、気付いた時には…
- 自分のみならず仕事の顧客データがネット上に流出していた
- 不正にクレジットカードを使われた
なんてことになったら大変なことになりますよね。最悪仕事を失う危険性だってあるのです。脅かすつもりはありませんが、パソコンのセキュリティは甘く見ない方がいいですよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事が参考になればとてもうれしいです。
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