パソコンを購入する際に一番重要視するべきなのはパソコンのスペックです。スペックとは性能のことで、特にパソコンを構成する重要なパーツの能力を指すことが多いです。

いくら外観が素晴らしくてカッコよくても、アプリの起動に何分もかかるパソコンなんて全く価値がありませんよね。

パソコン初心者の方でも購入前に知っておきたい重要パーツが3つあります。それはCPU、メモリ、及びHDDやSSDなどの記憶媒体です。

この記事では

  • これらのパーツが一体どういった働きをしているのか
  • 初心者の方にはどれくらいのスペックがあればいいのか

わかりやすく解説していきたいと思います。

CPUとは?

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CPUは、Central Processing Unitの略であり、中央処理装置という意味です。わかりやすく言うと、人間に例えると頭脳に相当するパーツとイメージして下さい。

CPUはパソコン上で行う全ての作業に関係しており、このCPUの能力の高低によって、パソコン自体の処理能力が決まってきます。

特にパソコンを使用して動画編集を行ったり、高画質のゲームを遊んだりといった動作の重い処理を行うときの作業スピードに影響すると思ってください。

CPUの種類は、ブランド、クロック数、コア数という要素によって細かく分かれています。有名所ではIntel製とAMD製のものがあり、いくつかブランドが存在しています。

クロック数というのは、1秒間にCPU回路が何回の信号を発することができるかという数字で、この回数が多ければ多いほど処理能力が高いです。

例えばCPUの能力に関して、「2GHz」といった数字をよく目にしますが、これは「一秒間に20億回の信号を発している」ことを意味します。

CPUの中でも核となる部分がコアと呼ばれている部位です。このコアが一つのCPUの中に複数搭載されているものを、マルチコアCPUと呼びます。

以前は一つのCPUに一つのコアしか搭載していないのが当たり前だったのですが、現在ではこのコアが一つのCPUに複数搭載されているCPUが主流になってきています。

クアッドコアという言葉は、4個のコアが搭載されているという意味です。同様にデュアルコアは2個のコアが搭載されているという意味になります。

このコア数は多ければ多いほど、複数の処理を同時並行で行う際のスピードが早くなります。CPUでは特にクロック数とコア数の数字に注目すると良いでしょう。

ここまで長々と説明しておいてなんですが(笑)、難しく考えずにスペックを表す数字が大きいほど優秀な能力を持っていると思って頂いて大丈夫です。

intel製で言いますと、以下のようになります。右に行くほど性能が高く、また価格も高くなります。

Atom < Celeron < Core i3 < Core i5 < Core i7

ちなみに私が現在メインで使用しているパソコン(LenovoのThinkPad X1carbon 2017モデル)はCore i5になります。

メモリとは?

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メモリはよく机の広さに例えられるパーツです。いくら頭(CPU)が良くても、作業スペースが狭いと同時に行える仕事の量は限られてきます。

それと同じで、メモリの性能が高ければ高いほど、パソコンは同時に複数のプログラムを走らせることができるようになります。

逆にメモリの性能が十分に足りてない場合、パソコンの動作は極端に重くなってしまうことになります。メモリもCPUと同様、数字が大きいほど優秀な性能を持っています。

もう少し詳しく解説します。

パソコンでプログラムを使用している際に、取り扱っているデータをHDDやSSDなどの記憶媒体にいちいち保存していると、動作がとても遅くなってしまいます。

そうした使用中のデータの一時的な置き場として、メモリが存在しているのです。

「メモリが足りなくなってパソコンが重くなる」という現象は、この一時置き場があふれてしまい、HDDなどをメモリの代わりに使用しなければならなくなったことで起きているのですね。

つまりメモリの容量が大きいほど、パソコンで同時に色々な作業を行うことができるようになるわけです。

メモリには以下のような規格(種類)があり、数字が大きいほど新しい世代となっています。

  • DDR SDRAM
  • DDR2 SDRAM
  • DDR3 SDRAM
  • DDR4 SDRAM

上から第1世代、第2世代、第3世代、第4世代と呼ばれ、世代が新しいほど性能が高くなっています。私の所有するパソコンのメモリはDDR3 SDRAMの8GBになります。

HDD・SSDとは?両者の違いは?

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HDD(Hard Disc Drive:ハードディスクドライブ)SSD(Solid State Drive:ソリッドステートドライブ)というのは、データを記録する際に必要なパーツです。

パソコンで作業されたデータは、基本的に全てここに保存されることになっています。

HDDとSSDの違いは、パーツの構造の違いです。

HDDは中で金属製の円盤が回転していて、その中にデータが保存されています。比較的たくさんのデータを保存できる一方で、故障しやすく起動時の動作が遅いのが欠点です。

一方SSDはメモリを使用したパーツです。そのため、HDDに比べて動作音が静かで、故障の可能性が低く、動作がHDDと比較して圧倒的に速いです(感動レベル)。

 

上の動画をご覧ください。SSDの方が驚くほど速いですよね。SSDは一般的に保存できるデータの容量が少なく、以前より安くなってきているとは言え、HDDよりも価格が高いのが難点です。

ただ多少高くても圧倒的に作業効率は上がりますので、予算が許すならばSSDにすることをオススメします。私のパソコンにはSSD256GBが搭載されています。

パソコンをストレスフリーで使用するために必要な具体的スペックは?

パソコンをストレスなく使用するためには、どのくらいの性能が必要なのか、について考えていきたいと思います。

現在、仕事上で最も使用頻度が高いと考えられる、Microsoft Officeソフトを基準に考えていきましょう。

Microsoftによれば、Office2019が必要とするスペックは以下のようになっています。

■Office2019の必要スペック

CPU 1.6GHz、2コア
メモリ 4GB、2GB(32 ビット)
HDD 4GBの空きディスク領域
画面解像度 1280×768
OS Windows 10

ただこれはあくまで動作する上で必須となる最低条件です。実際に使用するにあたっては、これ以上のスペックがなければ、途中で固まってしまったり重くなってしまう可能性があります。

Officeソフトをストレスなく快適に使用するためのおすすめの具体的なスペックは以下になります。

 

■Office2019を「ある程度快適に」使用するための必要スペック

CPU Core i3
メモリ 4GB
HDD 500G~1TB
画面解像度 1280×768
OS Windows 10

 

■Office2019を「ストレスフリーで」使用するための必要スペック

CPU Core i5以上
メモリ 8GB以上
HDD SSD256GB以上
画面解像度 1920×1080
OS Windows 10

CPU

CPUはCore i5よりも高性能なCore i7もありますが、その分一気に値段が跳ね上がりますので、普段使いであればCore i3でいいと思います。予算に余裕があればCore i5がオススメです。

AtomやCeleronは価格は安いですが、性能は安かろう悪かろうです。私は両方購入経験がありますが、何をするにも余計に時間がかかってしまうため、かなりのストレスになります。

CPUは最低でもCore i3以上をオススメします。

メモリ

メモリは最低4GBですが、快適に使用するなら8GB欲しいところ。予算に余裕があればそれ以上にしてもOKです。予算が厳しい方でも2GBではストレスが溜まります。

メモリは最低でも4GB以上にしましょう。

HDD・SSD

多くのパソコンにはHDD500GB程度が標準で搭載されていますが、先ほどお話ししたようにオススメはなんといってもSSDです。容量は128GBですとすぐ一杯になってしまうため、256GBがいいでしょう。

確かに価格は高いです。しかしそれを補って余りあるほどの恩恵に預かることができます。私も初めてSSDのパソコンに触れた時はお世辞抜きに感動しました。

画面解像度

画面解像度ですが、 2021年現在、1280×768(HD)以下のパソコンはほとんど出回っていないと思いますのでそこまで気にしなくて大丈夫です。

ただこちらも予算が許すならば1920×1080(フルHD)がオススメ。解像度が高くなれば画面を広く使うことができますので、作業効率が大幅にアップします。

You TubeをはじめHuluやNetflixなどの動画を視聴する際もフルHDとHDとでは別物というくらい違いますからね。

フルHD以上の解像度、例えばWQHD(2,560×1,440)や4K(3,840×2,160)といった解像度もありますが、最新の3Dゲームで遊びたい方やデザイナーの方以外は正直不要ですね。

OS

最後にOS。Windows7は2020年1月14日でサポートが切れましたし、Windows8も2023年1月11日までとなっていますので、問答無用で必ずWindows10を選ぶようにしましょう。

まとめ

今回のまとめ

■Office2019を「ある程度快適に」使用するための必要スペック

CPU Core i3
メモリ 4GB
HDD 500G~1TB
画面解像度 1280×768
OS Windows 10

 

■Office2019を「ストレスフリーで」使用するための必要スペック

CPU Core i5以上
メモリ 8GB以上
HDD SSD256GB以上
画面解像度 1920×1080
OS Windows 10

CPU、メモリ、HDD及びSSDはパソコンの能力を決める重要なパーツです。難しく考えずに、数字が大きければ大きいほど優秀だと考えて頂いて大丈夫です。

Core i3、4GB、HDD500GB、解像度 1280×768のパソコンを選んでもまだ予算に余裕がある場合、優先順位は以下になります(管理人Haruのオススメ優先順位)。

  1. メモリ8GB
  2. 解像度1920×1080
  3. SSD256GB
  4. Core i5

メモリは価格も安いので優先順位1位。続いて解像度。SSDとCPUはコストパフォーマンスを考慮するとSSDが3位、最後にCPUという感じですね。

参考にして頂ければ嬉しいです。

中古パソコンを検討されている方へ

最後に中古パソコンをお探しの方にご紹介します。

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