Microsoft Officeにはいくつか代替・互換ソフトがあります。今回は代表的なものを3つご紹介します。
MicrosoftのOfficeと互換性があるソフトが存在する
Microsoft社から発売されているOffice。WordやExcel、Powerpointといったソフトがあり、これらはビジネス用途で多くの場所で利用されています。
パソコンを購入するにあたって、Office環境を整えることはほぼ必須と言っても過言ではありません。
しかし、Officeは高価です。これまでは2~3万円程度で環境を整えることができましたが、現在は1年ごとの契約更新という方法=Office365が主流になっています。そのため、使い続けるには毎年1万円程度の出費が必要になります。
できる限り安くOfficeの環境を整えたいという方におすすめしたいのが、Officeとの互換性があるソフトを導入することです。
この記事では、3つのOffice代替ソフトを紹介します。
Kingsoft Office
Kingsoft Officeは、3つのソフトが含まれるOfficeです。その名の通り、Kingsoftが発売しています。
Writer、Spreadsheets、Presentation。それぞれWord、Excel、Powerpointと同じような内容のソフトです。
ファイル形式はOfficeと全く同じ.docx、.xlsx、.pptxというもので出力できますので、これらのソフトで作成したファイルはOffice環境でもそのまま開くことができます。
このソフトには通常版に加えてマクロに対応したものとフォントが多数同梱されたもの、その両方を兼ね備えたものが存在します。基本的には、すべてが含まれるパッケージを入手することをおすすめします。
価格は税込みで、6480円となります。Office365の半額程度ですし、買い切りなので安心です。
[amazonjs asin=”B01DAXOLDA” locale=”JP” title=”KINGSOFT Office 2016 Complete Edition”]LibreOffice
LibreOfficeは、なんとフリーソフトです。しかし、しっかりとOfficeと同じ形式のファイルを作成できます。
Writer、Calc、Impress、Draw、Base、Math、Chartsといったソフトで構成されています。
Windowsだけでなく、MacintoshやLinuxでも利用できます。LinuxではOfficeが発売されていないので、もしもLinuxの環境でOfficeが利用したいのであればこちらのソフトをインストールしましょう。
フリーソフトですが、機能はOfficeやKingsoft Officeにもまったく負けていません。とりあえずこのソフトを入れてみて、納得いかなければKingsoft OfficeやMicrosoftのOfficeを導入してみてはいかがでしょうか。
>>LibreOfficeは公式サイトからダウンロードできます
Apache OpenOffice
Apache OpenOfficeもまた、フリーのOfficeです。このソフトは様々な企業や自治体も取り入れていることをウリにしています。LibreOfficeと同様に、多くの文書作成を行うことができます。
ただし、他のOfficeソフトと比較してやや情報が少ないので、基本的にはLibreOfficeの方を利用した方が良いでしょう。