光学ドライブはどんな時に必要になるでしょう?
例えば…
- CDの音楽を聞く
- DVDやBD(ブルーレイディスク)の映画などを観る
- 取り込んだ音楽や動画を焼く
- CD-ROM、DVD-ROMのソフト(アプリケーション)をインストールする
- バックアップを作成する(写真や動画、文書ファイル等をデータとして保存、リカバリーディスクの作成など)
こんな感じでしょうか。
光学ドライブは毎日必ず使うというものではありませんが、なくてはならないパーツの一つ。ただデスクトップパソコンではほぼ100%搭載されていますが、ノートパソコンには付いている機種と付いていない機種がありますよね。
最近はノートパソコンも持ち運びを考慮して軽量化、小型化されている商品も多い中、光学ドライブが搭載されたノートパソコンと搭載されていないノートパソコン、どちらがオススメなのでしょうか?
この記事では、どちらを買おうか迷っている方に、光学ドライブ搭載のメリットとデメリットについて解説していきたいと思います。
目次
光学ドライブが搭載されているノートパソコンのメリットとデメリット
メリット
- 光学ドライブを別途用意しなくていい
「そんなこと当たり前だろ!」なんてお叱りの声も聞こえてきそうですが、光学ドライブが搭載されているノートパソコンのメリットは、光学ドライブが内蔵されているため別途用意しなくてもいいという点です。
デメリット
- 故障した場合に本体ごと修理に出す必要がある(修理費も高い)
内蔵されているノートパソコンの場合、故障した光学ドライブを自分で取り外して送るというのではなく、本体ごと修理に出さなければいけません。
なぜか?それは修理後の動作確認が必要になるからですね。そうなると修理に出している間パソコンが使えませんので、代替えのパソコンを用意する必要があります。
ちなみに修理費用ですが、なかなかの高額です。依頼する場所にもよりますが、おそらく1万円を切ることはないでしょう。
ただ、修理に出さずに解決する方法もあります。それは故障した内蔵の光学ドライブを使わずに(放置)、外付けの光学ドライブを新たに購入して使用するという方法です。
光学ドライブが故障してもパソコンの他のパーツへの影響が少ないと思いますので、手持ちがない、1万円払ってまで直したくないという人はこれもアリです。
例えば上の商品のように、Amazonでも安ければ2,000円台で購入することができる商品も数多くあります。
光学ドライブが搭載されていないノートパソコンのメリットとデメリット
メリット
- 光学ドライブがない分、薄型化、軽量化、小型化されている機種が多い
- リカバリーディスクの作成、データのバックアップなど必要になったら外付けの光学ドライブを購入すればOK
- 仮に光学ドライブが故障しても、光学ドライブだけ買い換えればOK
光学ドライブが搭載されていないノートパソコンの最大のメリットは、本体の薄型化や軽量化、小型化です。
MacBook Proなど光学ドライブがあっても薄かったり軽かったりするパソコンも一部ありますが、基本的には光学ドライブがない方が軽量化、薄型化しやすいと考えて頂いて結構です。
一昔前のLet's note
(Panasonicが販売するノートパソコン)のように、光学ドライブが搭載されているモデルとされていないモデルの厚さの差がエゲツないなんて機種もあります。光学ドライブのあるなしで、使い勝手が全然違ってきますからね。
もし光学ドライブが必要になったら、外付けの物を別途購入することになりますが、先ほどお話したように、今なら値段も安く、2,000円台はもちろん1,000円台の商品も結構あります。
内蔵型の場合、光学ドライブが故障するとパソコン本体を修理に出す必要がありますが、外付けなら故障した光学ドライブだけを新調すればよく、代替のパソコンを用意する必要もないのは大きいですね。
また、「外出先の作業では光学ドライブを使わない」というのであれば、光学ドライブの持ち運びは不要。普段は家に置いておけばOKです。
薄くて軽いノートパソコンであれば、カバンの中を広く使うことができますし、持ち運びもラク。肩もこりません。
デメリット
- 特になし
正直これといったデメリットはありません。
「パソコンに何か不具合が起こった時に、リカバリーディスクを使って初期化しようと思ってもできない」という方もいるかもしれませんが、Windows8以降であればUSBメモリで回復ドライブを作成できるため、光学ドライブがなくても初期化は可能です。
また、以前であれば音楽やもちろん、映画やアニメなどを視聴するには購入またはレンタルがメインでしたが、現在は音楽・動画視聴サービスのサブスクリプションが大人気。
Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)、NetFlix(ネットフリックス)、Hulu(フールー)、U-NEXT(ユーネクスト)、FOD(エフオーディー)、Disney+(ディズニープラス)なんかが有名所です。
ちなみに管理人はNetFlixとDisney+を契約していますが、近所のTSUTAYAはDVDやCDのレンタルを辞めてしまいましたし、ゲオにレンタル目的で行くことはなくなりました。
「子供や飼っているペットの成長を写真や動画で撮影し、定期的にDVDなどを作成したい」という場合でも、必要になったら買えばいいんです。
それに、スマホやタブレットで撮影した写真、動画の保存は、クラウドでバックアップするのも今や当たり前。
iPhoneを使っている方ならiCloud、Amazon Prime会員であれば無料で使えるAmazon Photos、他にDropboxなどでバックアップされている方も多いかと思います。
アプリケーションもDVDメディアを使ってインストールするのではなく、ダウンロードしてキーを入力するのが一般的になってきています。
昔と違い、今は様々なサービスが充実しています。「将来使うかもしれない」と光学ドライブ搭載ノートパソコンを購入するのは得策ではないと思います。
光学ドライブがないノートパソコン+外付けを別途購入がオススメ
オススメは光学ドライブが搭載されていないノートパソコン+外付け光学ドライブの組み合わせ。
ちなみに管理人もこのスタイルです。
私のメイン機種はLenovo(レノボ)の看板機種である「Thinkpad x1 carbon」なのですが、光学ドライブを別途購入し(上記画像)、必要時に使うというスタイルにしています。
外出先では基本使いませんので、持ち運ぶことはほぼありません。
ノートパソコンに使用できる外付けのDVD、BDドライブが数多く販売されています。ちなみに上は私が購入した外付けドライブです。
普段使いであれば安いもので十分。あとはカラーやデザイン等でお好みのものを選んで頂ければと思います。
ここで一つ注意。
Macで外付けドライブを利用する場合は、対応しているかどうかを必ず確認してから購入するようにしてください。意外と対応していない機種があるため注意が必要です。
また、外付けの光学ドライブはパソコンのUSBで電源を取る(バスパワーと言います)という方法が主流ですが、機種によってはバスパワーで動かないというものもあります。
ACアダプターで対応したり、USBをもう一つ挿して電源を取ったりするタイプの場合は、それらを利用して接続する必要があります。結構盲点なのでこちらも忘れずにチェックしておきましょう。
最近の外付けの光学ドライブは、非常に薄く、そして軽くなっているものが多く、持ち運びにも非常に便利です。
外付けの光学ドライブは中古ではなく新品の購入がベスト
当ブログは中古パソコンについて解説するブログではありますが、光学ドライブだけは中古ではなく新品で購入することを強くオススメします。
使用頻度や使い方にもよりますが、それなりの期間使用すると、トレイが空かなくなるなど不具合が出てくるのが光学ドライブです。
外観が比較的キレイな光学ドライブでも、実際どれくらいの期間使用されたかはわかりません。中古品を購入してもすぐに壊れてしまう可能性もあり、避けた方が無難でしょう。
先ほど私が購入した光学ドライブを紹介しましたが、新品でもそこまで高額なものではありません。それに節約できてもせいぜい数百円~数千円であるため、光学ドライブを中古で購入するメリットはほぼないと言っていいでしょう。
まとめ
- メリット:光学ドライブを別途用意しなくていい
- デメリット:故障した場合に本体ごと修理に出す必要がある(修理費も高い)
- メリット1:光学ドライブがない分、薄型化、軽量化、小型化されている機種が多い
- メリット2:リカバリーディスクの作成、データのバックアップなど必要になったら外付けの光学ドライブを購入すればOK
- メリット3:仮に光学ドライブが故障しても、光学ドライブだけ買い換えればOK
- デメリット:特になし
以上を踏まえ、光学ドライブが搭載されていないノートパソコンを購入し、光学ドライブはAmazonなどで外付けのものを選ぶのがオススメです。
また、中古パソコンの購入を検討されている方にはリサイクルショップなどではなく、保証・サポートがしっかりしている専門店をおすすめしています。
実店舗よりもコストパフォーマンスに優れ、保証が充実しているネットショップを管理人が厳選しましたので、興味がある方はぜひご覧になってくださいね。
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