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HP 2133 Mini-Note PCは5000~10000円で購入できる
HP 2133 Mini-Note PCは、ヒューレットパッカード社から2008年に発売された小型のノートパソコン、いわゆるミニノートです。
ミニノートといえば性能が低い代わりに安価であるというイメージがある方が多いでしょう。実際、この機種もそういった内容のモデルになっています。
性能には2種類あり、上位モデルの場合はCPU、HDD、メモリのスペックが高く、バッテリーも大容量のものが付属しています。
現在購入するのであれば、できれば上位モデルがおすすめです。
性能は文句なしに低い
バッテリーは公称のスペックでも2.3時間、大容量バッテリーの場合であってもなお4.6時間となっておりますので、持ち歩くにあたっても1日持つか持たないかといった内容です。
さらに、現在はこの商品は新品ではまず手に入りませんので、バッテリーはそこから劣化していると考えた方が良いでしょう。
画面サイズは8.9インチ。T90Chiと同じ大きさの画面サイズですが、少し形が違います。ただ解像度は1280×768とそこそこ高いためその点は魅力の一つに数えられます。
VistaよりはWindowsXPでの利用がおすすめ
標準ではWindows Vistaが導入されているHP 2133 Mini-Note PC。しかし、Vistaは動作が重いためそのまま利用することはあまりおすすめできません。
XPであれば、満足できる動作が可能となります。HDDは下位モデルであっても120GBありますので、それなりにたくさんのデータを保存することができ、様々な用途に利用することができます。
ただし、XPを導入するにあたっては注意が必要です。XPはサポートが終了していますし、さらに多くのソフトが最新バージョンでは動きません。
そのため古いバージョンを探さなければいけませんし、探してきてもなんらかの問題があって動かない可能性もあります。
Linuxを導入してサブPCとしての利用が基本的な活用法
このパソコンを購入しても、メインPCとして利用することは正直な所難しいでしょう。
サブPCとしても厳しいものがありますので、「WindowsXPやVistaでしか動かないソフトを利用するために環境を確保したい」という場合に購入することをおすすめします。
サブPCとしての利用を行いたい場合は、LinuxのOSを入れてネットを利用するという方法が基本的な流れになることが予想されます。
Puppy LinuxやLubuntuといった軽量なLinuxOSを導入してみてはいかがでしょうか。
この機種はキーボードがサイズの割に大きいため、Office系のソフトを導入して文書を編集するといった利用方法もあります。この場合はWindowsをそのまま利用した方が良いでしょう。
中古で5000円程度で売られていた場合は、購入して遊んでみるのもいいと思いますよ。