EeePCは小型のネットブック
EeePCは、ASUSから発売されたネットブック黎明期のモデルです。容量はなんとわずか4GB、画面サイズは7インチとタブレット並み、解像度は800×480。
CPUはCeleronのM/900MHzが採用されていて、値段は49800円でした。
2016年と、2008年の発売から8年の月日が流れた今見るとすさまじいスペックであるこのパソコンですが、当時は非常に画期的な存在でした。
値段が安価であったため、今までパソコンを購入していなかった人もこの機種を始めとする様々なネットブックを購入しました。
このとおり非常に存在に意義があるパソコンだった初代EeePCですが、当時の時点でもスペックには厳しい物があったので、現在では更に厳しい存在です。
これよりもあとに発売されたEeePCであればHDD容量などが改善されているため使いやすくなっていますが、初代に関してはなかなか用途を見出すことは難しいのが事実です。
Windows XPの資源を活用する
一番いい使い方は、この機種に搭載されているWindowsXPに対応したゲームなどで遊んだり、それ以降のOSで開けないソフトを使用したりするという方法です。
しかし、先程述べたとおりこの機種にはわずか4GBのSSDが搭載されています。さらに、そこにWindowsXPがインストールされているため使用できるのは2GBを切っています。
容量はかなり限られてきますので、事前にインストールにどのくらいの容量を使うのかは確認しておきましょう。
USBからLinuxのOSを起動して使う
スペックが低いためUbuntuのような高機能なOSは利用できませんが、Puppy Linuxなどの軽いOSであればこのEeePCでも動かせる可能性があります。
本体容量は4GBしかなく、さらにそこにWindowsが入っているため2GBを切っているこの状況でどのようにしてLinuxを利用するかですが、本体に直接インストールするのではなくUSBメモリなどにインストールしてそこから起動するようにしてみてはいかがでしょうか。
幸い、この初代EeePCにはUSB端子が3つもついています。1つをUSBメモリに使用しても、まだ2箇所使えます。
内蔵SSDを容量の多いものに変更する
初代EeePCには初期型と後期型があります。後期型のモデルの場合は、なんとSSDを取り外して入れ替えることができます。
もしも取り外せるモデルを入手した場合は、入れ替えて様々な用途に利用できますね。
ただし、EeePCに対応したSSDは新品で購入することができません。そのうえ、中古でも滅多に出回らないため入手は困難です。
32GBのモデルであれば、だいたい5000円程度の費用で購入できます。入手の機会が訪れた場合はこれを購入するのもいいかもしれません。しかし、下手をすれば同じ金額で別のノートパソコンが買えます。
今あえて初代EeePCを利用したいと考えている強者がいたら参考にしてみてくださいね。
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