ブルーレイをパソコンで見たい
ブルーレイが世間に浸透し始めてから、もう10年近く経ちました。DVDと比較してなかなか普及は進んでいませんが、見かけることは増えてきましたよね。
ブルーレイは現在、テレビに繋いだプレイステーションなどのゲーム機や、ブルーレイレコーダーで見ているといった方が多いのではないでしょうか。
しかし、できればパソコンでブルーレイを見たいという方もいらっしゃるかもしれません。特にノートパソコンなどであれば持ち運びができますので、外出先でも映画などをブルーレイで視聴できて便利ですよね。
この記事では、パソコンでブルーレイを見たいと考えている方のために、実際に見られるのかについての解説を行いたいと思います。
Macはブルーレイに対応していない
まず始めに、Macはブルーレイに対応していないということを説明したいと思います。
今までに発売されたMacBookは、光学ドライブについてはDVDドライブを搭載しています。iMacについても、それは同様です。そのため、ブルーレイをそのままの状態で再生することは不可能となっています。
ただし、外付けのブルーレイドライブの中にはMacに対応しているものもあります。それらを利用することによって、ブルーレイを読み込むことができます。しかし、ここからが問題です。
Macの標準の機能では、ブルーレイは再生できないのです。
市販のソフト「Mac Blu-ray Player」を利用すればブルーレイを見られるといわれていますが、過程で録画したブルーレイは再生することができないという報告がネット上には上がっています。
Macでブルーレイを視聴するのは、基本的に諦めたほうが良いでしょう。
Windowsではブルーレイが再生できる
Windowsの現在家電量販店で販売されているデスクトップパソコンの場合は、多くがブルーレイドライブを搭載しています。
ノートパソコンの場合は搭載されてない機種もたくさんありますので、外付けのブルーレイドライブが必要になるかもしれません。
ただし、内蔵・外付けを問わずブルーレイドライブがあるだけではやはり再生することはできません。再生するためには、ソフトが必要となります。
標準でパソコンにソフトが入っている場合であれば、市販のブルーレイを再生することができるかもしれません。しかし、録画したブルーレイの場合はコピーガードの問題で再生できない場合があります。
ちなみにネット上にあるフリーソフトでは、ブルーレイを再生することがまず不可能です。市販・録画ともに、ブルーレイディスクにかかっているコピーガードは、AACSというものです。
なんとこのAACSがかかっているブルーレイを再生する機能は、5年で期限が切れます。そのため、5年以上前のパソコンを中古で購入した場合はブルーレイの再生はできない場合があるということに注意しましょう。
Power DVDのPro以上のバージョン、WinDVDといったソフトを利用すれば、Windowsのパソコンで多くのブルーレイが再生できます。これらのソフトはおよそ1万円前後の価格帯となっています。
パソコンでブルーレイを再生するのは、このように手間がかかります。無理してパソコンで見るよりも、レコーダーなどで見た方が気軽で便利かもしれませんね。
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