CPUには、Intel製とAMD製の2種類があります。日本で現在人気があるのはIntelのCPUで、MacやWindowsのノートPCなどにも主にIntelのCPUが搭載されています。
そこで気になるのは、AMD製のCPUを購入して自作する意味はどこにあるのかですよね。中古ショップでも新品のパーツショップでも、AMD製のCPUを入手できます。
この記事では、AMDのCPUを使ってPCを自作するメリットについて解説します。PCの自作を考えている方は、ご覧ください。
目次
AMDのCPUは、GPU性能がIntel製のCPUより高い
Intel製のCPUは画像処理性能が低いため、別売りのグラフィックボードと合わせて使用することで画像をモニターにより綺麗に映し出せるようになります。
一方、AMD製のCPU(APU)はグラフィックボードとCPUの機能が両方存在しているため、Intelのものよりも画像処理の性能が高いことが特徴に挙げられます。
IntelのCPUだとグラフィックボードを別に購入しなければできないことがCPU単体である程度こなせるのは、AMDのCPUを購入するメリットですね。
価格がIntelのCPUより安いのも魅力だが、性能ではやはりIntelが有利
IntelのCPUは、価格が高いのが難点です。新品だと5万円近いものもあり、中古で購入するとしても、性能の良いものはお金がかかってしまいます。
AMDのCPUは、Intel製のものに比べて安価です。ハイスペックなモデルでも2万円台となっています。
しかし価格に差があることからわかるとおり、やはり本格的に高性能なパソコンを作りたいならIntelのCore i7などを購入した方が満足できると考えられます。
AMDのCPUは、動画のエンコードやサーバーでの利用におすすめ
AMDのCPUは画像処理に優れているため、動画ファイルの変換(エンコード)や、コア数が多いCPUが安く買えることから、自宅で使うサーバー用PCへの搭載におすすめです。
コア数が多いと、カンタンに例えればお店の従業員がその分多いことになるため、データの処理が素早く行うことができます。
まとめ
AMDのCPUは、「わかっている人」向けのCPUです。そのため、初めての自作PCなら普通に、IntelのPentiumやCoreシリーズで組んだ方が良いでしょう。
画像処理やデータ処理に関わる作業をするためのPCを組みたいときに、AMDを検討してみるのがおすすめです。
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